2009年02月18日

日本加圧トレーニング学会総会報告-2

《加圧トレーニングは常に進化している》

自分の発表は2日目、15日(日)の午前の最後のグループです。

初日は教育講演を中心とした内容でしたが、最近は病気に対する治療法としての加圧トレーニングが着目されているようで、 特に今回は2日間を通してメタボに関する内容の講演が沢山ありました。

理想は加圧トレーニングだけでレジスタンストレーニングと、エアロビクス(有酸素)トレーニングが出来れば一番ありがたいのですが、 加圧トレーニングの研究に携わる人たちは、その点を一つのテーマとして取り組んでいるように見受けられました。

2日目は一般研究発表です。

これもやはり医療系の発表が多く、加圧トレーニングによる治療効果に関する内容が中心となっていたようです。
中にはトレーニングに関する目新しい発表もありましたが、研究の根幹で加圧トレーニングに関する基本的な知識を欠いていたりして、 期待して聞いた割にはがっかりさせられたものもありました。
これも指導者の資質の問題でしょうか?

今回の学会を見て全般的な感想としては、やはり『加圧トレーニングは進化している』と言うのが率直な印象です。
私が加圧トレーニングを始めてかれこれ8年以上になりますが、その当時の常識から比べても隔世の感があり、 常に新しい情報を持っておかないと加圧トレーニングの指導者としては質を維持できないと言う事が改めて実感されました。

また研究内容としては全般的に、加圧していないグループとしているグループの比較と言う事になってしまっていますが、 実は加圧の仕方によっても随分と効果に差があるので、今後はそう言う深く突っ込んだ研究も進んで来る事を期待しないではいられません。

初日の締めくくりは恒例の懇親会でした。
今までは会場のある本郷の東京大学内に懇親会の会場も設けられていましたが、今回は参加人数も多く初めて学外の会場が使用されました。

この懇親会と言うのも、今までは年に一度しか顔を合わさない人との再会の場だったのですが、今回は参加者の数が多くて、 参加していたのに会えないで終わった人もいたかも知れません。

この調子だと来年にはもっと学会員の数が増え、懇親会の参加者数も増えている事でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2009年02月16日

日本加圧トレーニング学会総会報告-1

《日本加圧トレーニング学会総会》

2月14日と15日に東京大学安田講堂で『第5回日本加圧トレーニング学会総会』が開かれました。
毎年の事ですが、私は前日の13日から東京入りして、こういう機会にしか会えない友人と旧交を温める事にしています。

今年は学会会場のある本郷に近いお茶の水のホテルをとる事が出来ました。
そういえば昨年も一昨年も例の東京マラソンと重なって、ホテルがとりにくかった記憶がありますが、 今年はその東京マラソンの日程が変わったせいで、全く問題なくホテルが取れたようでした。

東京駅まで友人に迎えに来てもらい、先ずお茶の水のホテルにチェックインしてから、 少し用事があったので水道橋まで出かけました。
水道橋の用事はすぐに済んだのですが、どこで飲むかと言う事になって、結局水道橋の駅近辺の居酒屋さんに入る事になりました。

水道橋からお茶の水は総武線で一駅の距離なのであっという間にホテルに帰りつきました。

実は15日の学会では一般研究発表で私も発表する事になっていたのですが、 大きな不安要素があったのです。

私はこの学会が出来たときから縁があって、づっと研究発表をさせていただいています。

1回目はたまたま加圧トレーニング直前と直後に撮影できた、 血液画像の変化が面白いと言う事で紹介させていただいたのですが、2回目は加圧トレーニングによって人の不安度がどのように変化するのか、 と言う事を質問紙法を使って計測した結果を報告しました。

そして3回目から5回目は野球における投球から、 加圧トレーニングによるインナーマッスルトレーニングを体系化したいと考えてピッチングを中心に計測と研究を繰り返してきました。

1回目では加圧トレーニングによって球速がどの様に変化するのかを、 加圧トレーニングした群としない群で比較しました。

また2回目では、 同じ加圧トレーニングをしても圧の掛け方と負荷の掛け方の組み合わせで違う結果が得られる事を報告しました。

そして今回は投球に関する報告としては3回目であり、 私としては加圧トレーニングによるインナーマッスルトレーニング法の総括編として一区切りのつもりなのです。

主な報告内容としては、やはり同じ圧と同じ負荷でトレーニングする場合と、 段階的に圧と負荷の組み合わせを微調整する事で投手のストライクの率が大きく変わると言う内容です。

しかしあまりにも内容がマニアックであるために、 多くの人にその内容を理解してもらう事が困難なのです。

そして今回は今までの研究を総括すると共に、 新たなトレーニング法とその効果を報告すると言う内容であるため例年に無くスライドの量が多く、 8分と言う持ち時間の中で発表すると言う事が至難の業に思われたのです。

 

 

 

 

 

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2008年12月15日

筋トレとバランスについて

《体のバランス》

昨日実業団の全国女子駅伝を見ていて気づいた事がありました。
それは5区の11.6キロを走ったホクレンの赤羽さんと言う選手の事です。
彼女はママさん選手として北京オリンピックにも出ていましたが、今回彼女の走りをテレビで見ていて感じた事は、 実に体全体のバランスが良いと言う事でした。

反面彼女に追いあげられる形で同じ5区を走った三井住友海上の大平さんは、後半どんどん体のバランスが崩れてきていました。

この体のバランスと言うのはどんな種目にでも重要な要素で、野球、ゴルフ、 テニスから格闘技まで全ての種目について大きな影響を与えています。

しかし特に陸上競技の長距離などでは、体のバランスが崩れていると時間経過と共に疲労を助長する結果につながります。

赤羽さんが普段どのようなトレーニングを行い、コンディショニングをしているのかは知りません。
ひょっとしたら元々バランスに恵まれた体を持っているのかも知れません?
しかし年齢を考えると日常的なコンディショニングがうまく出来ているのだと思います。

《筋トレとコンディショニング》

以前にもこのブログで触れましたが、 うちの施設でも加圧トレーニングとコンディショニングを一緒に行っているアスリートは何名かいます。
それは筋肉系、骨格系のバランスを取らずに筋力だけを向上させても、 高いパフォーマンスは望めないと言う私の経験から導き出した法則性から来る結論だからです。

陸上競技の、特に走る競技においては、短、中、 長を問わず全身のバランスとバランスの取れた筋力強化が高いパフォーマンスを発揮すると共に、 赤羽さんのように長年に渡る選手寿命をキープしてくれます。

筋トレやスキルの向上に主眼を置くことは重要ですが、 少なくとも昨日見た実業団の女子駅伝のレベルでは筋力強化と全身のバランスの双方がちゃんと出来ている選手と言うのは非常に少ない様に思えました。

若いうちは若さや柔らかさでごまかしがきくものなのですが、年齢と共にそのごまかしがきかなくなって来ます。

ゴルフの石川君やテニスの錦織君なども、今からそう言う認識を持ってそれぞれの種目に取り組んでいかないと、 長い選手生活を続けられなくなる可能性が出てくるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年10月28日

第10回加圧トレーニングカンファレンスのこと

《東京カンファレンス》

今年もこの時期に加圧トレーニングのカンファレンスが開催されました。

去年も大阪でちょうどこの時期にカンファレンスが開催されていました。

私にとってはこの時期は自分の見ているマラソンランナーが出る大会と重なる事が多くて、時間のやりくりに戸惑う事が多いのです。

幸い去年は大阪での開催だったので、和歌山のマラソン開催地で選手のコンディショニングを済ませて、大慌てで電車に乗り、 カンファレンス会場の梅田まで駆けつけました。

しかし今年はそういう訳にも行かず、マラソンへの帯同はあきらめて東京のカンファレンスに出席しました。

確か去年のカンファレンスの事もこのブログで書いたのですが、東京という土地柄もあってか、また一般の方も参加無料という事もあり、 700名を超える参加者があったとの事でした。

もっとも最後に加圧トレーニングの広告塔ともいうべきタレントの杉本彩さんがパネルディスカッションで登場すると言う事もあって、 最後まで立ち見の方もおられたようです。

一時期は藤原紀香さんが加圧トレーニングの広告塔の役割を果たしていましたが、やはりその辺はタレントさんという事で、 事務所の絡みやギャラの問題など色々あるのでしょう。

 

でも杉本さんてコアリズムでスリムになったんじゃなかったかな(笑)

 

話は変わりますが、私は少し前までよく東京でセミナー(加圧とは関係ない)を開催していたりした事もあり、多いときには月に2、 3度は東京で仕事をしていた時期もありました。

しかし最近は上京すると言えば加圧に関連する事に絞られるようになって来ました。

また講習などのセミナー業としての比率も圧倒的に加圧に関連したものが多くなっています。

 

《加圧雑感》

元はといえば今を去ること7、8年前に、加齢による自分の体力低下を何とかしたい、欲を言えば若返りたいと言う思いから、 自分のためにはじめた加圧トレーニングでしたが、いつの間にか加圧で飯を食うプロになってしまいました。

治療家としての側面から見ても、加圧の治療効果は高く、治療全体としても鍼などを用いる比率が格段に少なくなり、 加圧による治療の比率が多くなっています。

鍼灸師の私が言うのもおかしいのですが、加圧を使いこなす事で今まで鍼や他の物療が占めていた割合が格段に下がってきました。

今回のカンファレンスでも、鍼灸や柔整の方が治験例発表をされていましたが、 やはり多くの治療家の方が他の治療法から加圧を中心に切り替えられているようです。

これは加圧による治療効果の高さが他の療法に比べて直後効果、持続効果など、どの点をとっても格段に優れている、 という点にあると思います。

もちろん加圧による治療が万能とは言いませんが、私の場合を例に取ると、やはり治療の中心は加圧で、 他の療法はそれを補うと言う形になってきています。

 

カンファレンスには日本全国から加圧トレーニングの指導者の方も見えていますので、普段話が出来ない方とも交流が出来るのですが、 最近指導者間でよく話題になるのが〔よくない加圧〕の事です。

これだけ加圧の施設が増えてくると、まともにやっている施設とそうでない施設に分かれてくるのは仕方がないことかも知れませんが、 かなりでたらめな『加圧トレーニング』の施設もあるようです。

去年のカンファレンスから1年、振り返って見ると加圧トレーニング業界全体も、 また私の周辺でも加圧に関る大きな変化が起こっています。

しかし私のスタンスとしては、流行に流される事なく、 加圧に関してはマイペースで自分のやり方を高めながら日々の治療家としての仕事もパーソナルトレーナーとしての仕事も、 またインストラクター養成の仕事も少しでも良い内容を提供していけるようにしたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年10月07日

加圧トレーニングと相性の良いものって

《加圧トレーニングの効果と組み合わせる○○(トレーニング)の事》

前回このブログで、加圧トレーニングをよく知らない方が加圧トレーニングへの誤解をもたれる事について触れる機会がありました。
そこで一度加圧トレーニングと他のトレーニングの組み合わせについて考えて見たいと思います。

結論から言うと、加圧トレーニングと他のどのような種類のトレーニングであっても、トレーニングに用いられる重量などの負荷と、 いわゆる加圧値(用いられる圧力の値)が適正でありさえすれば、加圧トレーニングとしての効果は得られると考えられます。

しかし簡単に適正な負荷と言っても、実際にこの負荷を決定するのは難しい面もあり、 誰でも簡単に正しい負荷が求められるというものでもありません。

 

《トレーニングなどの種類について》

では一般に見られる加圧トレーニングと他のトレーニングについて考えて見ましょう。

ひとつはもっともオーソドックスな筋力トレーニングについてです。

これはよく知られているように、加圧トレーニングでは最大筋力の20%から30%程度の負荷で、通常の筋力トレーニングでつかう80% から90%の負荷に相当する効果が得られるというものです。

私にとってはこれこそが加圧トレーニングで、現在も圧と負荷の狭間で葛藤しながら自分のトレーニングに取り組んでいます。

最近はこういうオーソドックスなトレーニング以外にも、多様な加圧トレーニングが発生してきていますが、 その辺のところも少し考えてみる事にしましょう。

そのひとつは、筋肉の成長にはそれほど重点を置かないで、成長ホルモンの作用に主眼を置いたものです。
多くのエステが加圧トレーニングを取り入れ始めたのも、この成長ホルモンの作用に着目したからで、単純に言えば、重量負荷にこだわらないで、 成長ホルモンの分泌を促進しその効果によってエステティックの効果をさらに高めようとする発想だと思います。

これはこれで良いのですが、重量負荷を用いた筋力トレーニングとは違った難しさもあります。

 

さらにもうひとつは、競技力向上のための加圧トレーニングです。

現在私の施設でも複数の競技に関る方のトレーニングを行っています。

例えば野球、ゴルフ、テニス、陸上競技(短距離、中長距離、高飛び等)などの種目が主流ですが、 特にゴルフとテニスは多くの方のトレーニングに関っています。

そして野球ならピッチングやバッティングのコントロール、パワーの向上、テニスなら下半身の強化と肩などの持久性の向上、 ゴルフなら下半身や軸の安定と、飛距離の向上、陸上競技なら、ピッチ、ストライドの改善やスピード、ジャンプ力の向上などを目的に、 筋トレをベースにしたパフォーマンストレーニングを行っています。

もちろん最近はこれ以外にも、まだまだ様々な加圧トレーニングの形というものがあるでしょうし、 さらに加圧トレーニングを取り入れようと考えている方もおられるのでしょう。

それはそれで加圧トレーニングの裾野が広がるという点で喜ばしい事なのですが、 反面これはと思うようなコラボレーションも見かけられます。

具体例は避けますが、単に思いつきで組み合わせただけだとしか思えないものもあるようです。
しかし私から言わせれば、それはちょっとした改善でまったく違ったものになる可能性を含んでいます。

加圧トレーニングと一緒にするのか、加圧トレーニングの前にするのか、 或いは加圧トレーニングの後でするのかと言った点を考え直すだけで、 加圧トレーニングとその何かとの相乗効果を期待できるようになるものもあるはずです。

 

《結局どうなの》

 

加圧トレーニングと組み合わせる○○について、全て私が判っている訳ではありませんが、一つだけ確実だと言える事があるとすれば、 それは先ず加圧トレーニングの基本的な理論を理解する事から始まるのだと言う事です。

きちんと加圧トレーニングの基礎的な理論が理解されていれば、いろいろな○○と組み合わせてもそれなりの効果は出てくるはずなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年09月10日

加圧への誤解

《加圧への誤解》

最近インストラクター講習受講を検討される方から問合せをいただく事が多くなりました。
この事は加圧トレーニングへの関心が高まり、ビジネスとして加圧トレーニングの導入を考える方が増えてきたと言う事なのでしょうが、 反面ご質問の内容についてちょっと返答に困るようなものも増えているのも事実です。

具体的な表現は避けますが、要約すると加圧トレーニングと何かを組み合わせて、スタジオを開設したいと言う内容になります。

そして問題となるのは、その何かなのです。

基本的に加圧トレーニングは他に何も無くても、加圧トレーニング専用のベルトがあればトレーニングが可能です。
しかし一般的には軽量のダンベルなどがあれば、軽い付加で高重量と同等以上のウェイトトレーニングが出来ると言う点に、 先ずその真価を見出す事が出来る訳です。

こういった加圧トレーニングの特性を理解できないうちに、加圧トレーニングに対するイメージが膨らんでしまい、 様々なトレーニング法やその他のスキルと加圧トレーニングを組み合わせると言う発想が出来上がってきます。

従って私が行うインストラクター講習の中では、あくまでも加圧トレーニングの本来の形と言うものを理解していただいた上で、 その何かの方法と加圧トレーニングをどう組み合わせるかを一緒に考えると言うスタンスを取っています。

また加圧トレーニングと組み合わせると言っても、必ずしも加圧ベルトを巻いて加圧した状態でその何かをすると言うだけではなく、 加圧トレーニングの前にやるのか、また加圧トレーニングの後にやるのかと言った事も方法論としては考えられる訳です。

また加圧トレーニングを行われる生活者の方々が、もっと加圧トレーニングについての正しい知識を持たれるようになれば、 その施設で提供されている加圧トレーニングの内容が適切なのか、不適切なのかが正しく判断され、 不適切なサービスを行っている施設は淘汰されていくようになるのだと思っています。

今さかんに加圧トレーニングの開発者の佐藤義昭氏が、加圧トレーニングに関する書籍を出していますが、 恐らく一般に正しい加圧トレーニングの知識を啓蒙しなければならないと言う、一種の責任を果たそうとしているのだと私は思います。

ビジネスチャンスとしてブームに乗る事は大切であり、結果我々の仕事も成り立っているのですが、 やはり安易なマーケティングに乗ったイメージだけで加圧トレーニングを歪められる事は避けたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年08月21日

継続は力なり

《継続する事の難しさ》

加圧トレーニングに関わらず、トレーニング全般やその他体に良いと言われる事、例えばウォーキングにせよ、ジョギングにせよ、 気功にせよ太極拳にせよ、全て体に良いと思われる効果が出てくるのには時間が掛かるものです。
※但し加圧トレーニングについては、目的によっては短時間で効果を得られ場合もあるので必ずしも当てはまらない場合もあります。

いずれにせよ、健康法と言われるものは、@現状⇒A刺激⇒B変化⇒C達成⇒D維持、 と言うプロセスを経て効果を表して行くのが一般的です。
先ず@の現状とは、スタートとなる今の自分の状態です。
それは体脂肪がどうとか、コレステロールがどうとか、メタボリックだとか言う、いわゆる不健康な状態を自覚して、 何とかしたいと思うきっかけとなる状態であったり、或いは健康ではあるがもう少しゴルフで飛距離を伸ばしたいとか、 或いは自分の行っている種目でタイムを縮めたいとか言う欲求の元になる状態です。

次にAの刺激とは、@の現状を踏まえて、その状態から抜け出したり改善したりするために何かをする、この何かの部分にあたります。
もちろん加圧トレーニングもそうですし、誰かに誘われてヨガ教室に行くとか、とにかく体を変える為のアクションを起こし、 その事によって体が刺激を受ける事を指します。

Bの変化は、刺激を受けた体がその刺激に反応して何らかの変化を起こす事を言います。
適正な加圧トレーニングであれば、筋肉の量が増えるとか、筋力が強くなるとか、或いは体脂肪が減るとか、 その刺激に応じた客観的あるいは主観的な変化が起こる事を言います。

Cの達成は、@の状態からAによってBに行き、そこで最初に目指した状態が達成される事を言います。
つまり目的の体脂肪値になるとか、目的の飛距離達するとか、 或いは目的のタイムが出せるようになったとか@の時点で目指した到達点に達する事を言います。
もちろんこの到達点は絶対的なものではありませんから、常に修正、変更されて行く可能性があります。

Dの維持は@からCまでに行き着く事はもちろんなのですが、さらにCで得た状態を持続させるか、 もしくはさらなる高みを目指すと言う場合に出てくる問題なのです。
加圧トレーニングの場合は基本的にパーソナルトレーニングですから、費用面でも決して安いものではありません、 従って継続する為にはある程度の金銭的なゆとりが必要になります。
そのためにある程度の効果を得るとトレーニングを中断される場合も有るようです。
しかしお金の掛からない、例えば自分でジョギングをするとか、費用負担の少ないトレーニング施設に通う場合でも、 やはりこのDは大きな問題となってきます。

つまり人間と言うものは、ある程度の結果を得るとなんとなくそこで満足してしまう事が多いからです。
例えば収入とか、地位などもそうで、もっと向上できる能力があっても、まあここまで来れたら充分ではないか、と言う満足感が出てくると、 そこで努力を止めてしまうと言う事はよくあります。
しかし、健康に関してはこの考え方は絶対に通用しないのです。

健康に関しては、@からスタートしてCまで到達出来たとしてもここで努力を辞めて、例えば暴飲暴食をしたり、 運動する事を全くやめてしまうとあっと言う間に転落の一途を辿ってしまいます。
これは年齢が高くなるにつれてより顕著になって来ます。
例えば30歳代の時にならウェイトトレーニングを1ヵ月中断したとしても、元のウェイトに戻すのに、さほどの期間は必要ありません。 20歳代ならなおの事、1ヵ月のブランクを埋めるのにそれほどの苦痛はありません。
ところがこれが40歳代となると、かなり根性を入れないと元の状態に戻る事は大変です。

従って50歳代、60歳代と言うように、年齢が上がれば上がるほど、一旦得たCの状態に戻る事が困難になって来ます。
どちらかと言えば初めて@からCを目指した時よりも、精神的には大きな負担や挫折を感じるかも知れません。

私自身は自分が競技を離れて、単独で意識的にウェイトトレーニングをしだしてから20数年になりますが、 今日までを振り返ると@からCの繰り返しであったようにも思えます。
特に初めて加圧トレーニングに出会うまでの6〜7年前までは、特に仕事の関係でジムに通う事も難しく、 かと言って自宅にもマシンはありましたが、コンスタントにトレーニングを継続する事は非常に難しかったと思います。

その理由は私の場合は、 例えば1ヵ月抜けると元のウェイトに戻す事を考えるだけでトレーニングに嫌気が指してしまうと言うのが一番大きな理由でした。
この他にもウェイトトレーニングに限らず、どの健康法にも恐らく同じような再開を拒む理由が存在すると思います。
例えばジョギングならば、すぐに息が上がってしまうと言うのもあるでしょうし、 気功や太極拳なら教室に行くのに敷居が高くなっていると言うのもあるかも知れません。
以前は私も気功の教室をやっていたから判りますが、いくら仕事の都合だと言え、継続していた教室通いが1ヵ月以上中断すると、 教室の敷居が高いのと面倒くさいのとでそのまま辞めてしまう人もかなりおられたようです。

そこで考えなければならないのはDのトレーニング維持すると言う事になります。

仕事の都合で継続出来ないと言うだけではなく、年齢が高くなればなるほど、病気や怪我などの障害で中断されるケースが増えてきます。
昨日まで元気でトレーニングに来られていた高齢者の方が、ある日突然骨折や病気で入院し、 長期間トレーニングが出来なくなるなどと言う事もあります。
そしてこのような場合は往々にして、そのままトレーニングに復帰できない状態に陥ると言う事が多いのです。
またトレーニングを再開しようとしても、長期間の中断のために筋肉は弱化して最初の@の状態よりもさらに悪い状態になっています。
このような場合には、よほどの強い意志を持っていないと再び復活してCの状態に戻るのは至難の業になってしまいます。

しかし復活しない限りはCの状態に戻る事は出来ません。

こう考えて見ると、@からDまでのプロセスの中で最も重要なのはDの維持する事だと思えてきます。
そして何をトレーニングの方法として選ぶか、と言う点ではA⇒B⇒Cのプロセスが少ない精神的、 肉体的負担で獲得できるものだと言う事になります。

もちろん個人の好みと言うものがありますから、それに沿ったものであると言う必要もありますが、ことウェイトトレーニングで言うと、 年齢が高くなればなるほど、重い重量でのウェイトトレーニングは負担が大きくなりますから、 加圧トレーニングのような軽い負荷で行えるものは持続しやすく、また中断しても復活が容易だと言う事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年08月07日

加圧トレーニング特定資格者講習を終えて

《加圧トレーニング特定資格者講習のこと》

6月28日から始まったNPO法人東大スポーツ健康マネジメント研究会の主催による、加圧トレーニング「特定資格者」 養成講習会に参加しました。
この講習会開催の背景には色々な理由があったようです。例えばアメリカでの加圧トレーニングの普及をにらんだ国内指導者のレベルアップや、 従来からの既存資格者の啓発などもその理由だと考えられます。

私的にはやはり加圧トレーニングの指導者として、私の講習を受講していただく方々に常に先端の、かつ正しい情報を提供したい、 と言う点とまた私のトレーニングを受けていただく方々に対して、より良い質の加圧トレーニングを提供したいと言う思いからでした。 もちろん自分のトレーニングの質を向上させる事も受講理由に含まれています。

講習会は東京大学駒場キャンパスの校舎で行われ、4日間の理論講習の中で自分が学生に戻ったような、 不思議な気分を味わう事が出来ました。

講義の内容は多岐に渡り、また東大の教授を中心に充実した講師陣により、 今まで学会や論文などで明らかにされてきた加圧トレーニングに関する最先端の情報を元に、 さらに加圧トレーニング施術における注意すべき事柄などについてなど、かなり詳細な講義が行われました。

4日間の理論講習最終日にはしっかりテストも行われました。
このテストが曲者で、論述式で9科目のテストと言うのはかなり厳しく、90分の試験時間もあっという間に過ぎてしまいました。

このテストに合格しないと次の実技講習に進めないと言う事で、一応合格発表までに新幹線やホテルの予約など、 実技講習受講の準備をしていた自分にとっては、不合格であると大変困った事になってしまいます。
しかし結果は合格であり、その結果を聞いた時点でほっと胸をなでおろしたものです。

ただ理論講習の受講者が約70名であり、そのうちの1次合格者が10名に満たないとの事でしたので、 かなり厳しい評定であった事が伺われます。

もちろん講義の内容もかなりレベルが高く、また非常に特殊な内容なので、 単に講習を受けて勉強したら誰でも合格すると言う内容では決してありませんでした。

実技講習に行きますと、そこで1次合格者の顔ぶれが判ります。
医師の受講者が何名かいた中、合格者は僅か1名であった事と、全く初めての受講にも拘らず合格された方がおられたので、これも驚きでした。

自分の事を考えて見ますと、毎回の学会参加や或いはインストラクター養成講習の為に勉強する、 と言う機会が与えられていたからこそ一次合格できたのであり、 もし全く初めて理論講習だけで受験したのなら恐らく一次合格は難しかったと思いました。(※ 1次合格者以外は論文による追試が厳正に行われるとの事です)

そして最後の2日間の実技講習と試験を終え、加圧トレーニング特定資格者≠ニなったのですが、 やはり幾つになっても学ぶと言う事は大切な事だと実感しました。
また自分が興味を持っているジャンルの学習と言うものは楽しいものです。


《試験を受けること》

試験について私は今まで必要に迫られて色々な試験を受けて来ました。

かつて合格したものだけを思いつくままに上げて見ると、行政書士、建築士、宅建主任者、鍼師、灸師、マッサージ師、柔整師、 トレーニング指導士、ファイナンシャルプランナーなどが上げられます。
これらの資格についてトレーニング指導士以外の受験勉強や試験中に楽しいと思った記憶は殆どありません。

今回の特定資格者はおおやけの資格ではありませんが、講習中も興味深くそして楽しく受講できましたし、 テストそのものも楽しく受験する事が出来た事は大きな喜びでした。

加圧トレーニングと言うものは非常に大きな効果があるものですが、反面まだ未知の部分が殆どの分野でもあります。
従って指導する側も常に学習し、かつ研究すると言う態度が必要な事は言うまでもありません。

確かにブームは少なからず我々にも影響を与えていますが、決してブームに左右される事なく加圧トレーニングの指導、 研究そして実践に努めて行きたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年07月16日

北浜の施設がスタートしました

《加圧・コンディショニング/シンセティック》

7月14日、大阪市中央区淡路町2丁目1番10号 ユニ船場207号室において加圧トレーニング、コンディショニングの施設『加圧・ コンディショニング/シンセティック』がオープンしました。
と言ってもまだスタッフも決まらず、結局私が一人で何もかもやっていると言う状況です。

1週間前にすでに予約を入れてくれた方もおられましたが、何故か予想通りすっぽかされました。
一見丁寧な言葉使いで紳士っぽく思えた方からの予約でしたが、全く何の連絡もなくすっぽかしです。
面白いのはすっぽかすだろう人が予測できると言うことです。
これは今まで長年予約を受けて仕事をしてきた事で養われた 勘 とでも言うのか、何故か判ってしまう事が多いのです。
私は予約をすっぽかすと言う不見識な行為は先ずした事がありませんので、すっぽかす側の心理はよく判りませんが、 すっぽかされる側としては非常に不愉快なものです。

さてそんな不見識な輩の事はさておき、 初日にも関わらず本当に来ていただきたい人に来ていただく事が出来たのでとても嬉しく思いました。

私にとって来ていただきたい人と言うのは、私の知識や経験、技術を必要としていただける方の事です。

それは何も特別なスポーツ選手とか言うのでは無く、一般の方でも全く同じ事で、加圧トレーニングに例をとって言うのなら 「加圧トレーニングなら、何でも良いからやってみよう」と、冷やかし半分で来られるのではなく、 「同じお金を払って加圧トレーニングを受けるのなら、あそこで、あの指導者に受けたい」と思っておいでいただける方に来ていただける事です。

例えば富田林の施設では、加圧トレーニングを始めてから4年程になりますから、殆どの利用者の方がそう言う方ばかりです。
しかし北浜の施設は従来講習会場としてしか使われていませんでしたから、一般の方においでいただくとなると、 全くの初めてと言う事になります。

もっとも治療の施設としては、約3年間4年程前まではこの場所でも開業していましたので、 ひょっとしたらその事を覚えていて下さる方もおられるかも知れません。

いずれにせよ私自身の希望としては私の知識、経験、 技術を必要とした上で相互に信頼関係が結べる方にお出でいただける施設となる事を望んでいます。

nb.biseiさん
上宮太子高校野球部の指導者並びに部員の皆さん
日本護身術協会富田林教室 練習生の皆さん
革oiceさん
そして富田林の患者様と施設利用者の皆さん

今回北浜での施設をオープンするにあたり、実に多くの方々に有形、無形のご協力とご理解をいただきました。 この場を借りて感謝の意を表します。ありがとうございました。


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年06月26日

大阪、北浜施設オープン詳細-1

《詳細が決まってきました》

当支部が大阪市中央区に加圧トレーニングの施設を開設する事を、ホームページなどで告知してから多くの方々から問合せをいただき、 本当にありがとうございます。

当初は富田林の施設との兼ね合いから週2回の稼動をと考えていましたが、 周囲のご理解とご協力を得て下記のとおりに施設を稼動できる事になりました。

施設の名称:『加圧・コンディショニング/シンセティック』
施設の場所:『大阪市中央区淡路町2-1-10 ユニ船場207号室』
施設の稼動時間:祝、祭日を除く『毎週月曜、水曜、金曜/午後3時より10時まで』
                     ※但し最終チェックインは午後9時となります。

《トレーニング費用等について※消費税別途》

一般メンバー(入会金50,000円)
   ・上肢のトレーニング(4,000円)
   ・下肢のトレーニング(4,000円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(6,000円)

学生メンバー(入会金35,000円)
   ・上肢のトレーニング(2,800円)
   ・下肢のトレーニング(2,800円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(4,200円)
    ※但し社会人入学の学生や専門学校生は含みません。

一般ビジター
   ・上肢のトレーニング(6,000円)
   ・下肢のトレーニング(6,000円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(9,000円)

学生ビジター
   ・上肢のトレーニング(4,200円)
   ・下肢のトレーニング(4,200円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(6,300円)
   ※但し社会人入学の学生や専門学校生は含みません。

体験コース(一人1回のみ)5,000円(学生、一般の区別はありません)
   ・上肢(3点セット+ベンチプレス) 下肢(3点セット+スクワット)

回数チケット制(10回分の料金で12回のトレーニング)
   ・一般メンバー:上肢+下肢セットのみ 60,000円/12回=5,000円/1回
   ・学生メンバー:上肢+下肢セットのみ 42,000円/12回=3,500円/1回
   ・一般ビジター:上肢+下肢セットのみ 90,000円/12回=7,500円/1回
   ・学生メンバー:上肢+下肢セットのみ 63,000円/12回=5,250円/1回

加圧ウォーキング(ノンウェイトでの上肢加圧とカーディオマシンの特化メニュー)
   ・一般メンバー(入会金50,000円)
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(5,000円/1回)
     上記の回数チケット(50,000円/12回 4,166円/1回)
   ・学生メンバー(入会金35,000円)
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(3,500円/1回)   
     上記の回数チケット(35,000円/12回 2,916円/1回)
   ・一般ビジター
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(8,000円/1回) 上記の回数チケット(80,000円/12回 6,666円/1回)
   ・学生ビジター
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(5,600円/1回)   
     上記の回数チケット(56,000円/12回 4,666円/1回)

※従来から富田林で会員登録されすでにチケットを購入されている方は、 北浜でも同様にそのチケットを使用してトレーニングを受ける事が出来ます。
※北浜の施設開設に伴い、一部料金が変更されています。該当する部分は現在のチケットが全て消費された時点で、 新料金が適応されますのでご了承下さい。

 


 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by kaatsu-master at 12:59| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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