2011年09月14日

これからの加圧トレーニングを考える-1

 随分長い間このブログを更新していませんでした。
 特にサボっていた大きな理由がある訳ではありません。
 しいて理由を上げるとすると、書く気にならなかっただけかも知れません。

 私はこのブログ以外に、複数のブログを立ち上げていますが、それらのどれもが殆ど休業状態でした。

 ブログをサボっているからと言って、加圧トレーニングに関する研究、開発や仕事までサボっている訳ではないので、しばらくブログを離れていた間に思った事を少し書いてみたいと思います。

 もともとこのブログは、読者を意識して書いたものではないので、誰に向けて書かれているか、という点があいまいです。

 従って読んでくれる人がいたとしたら、それぞれの立場によって受け取り方は違ってくると思います。

 例えばトレーニーとしてどこかの加圧トレーニングの施設に通っている方や、インストラクターとして活動している方。

 またはこれからインストラクターの資格を取ってそれを仕事としようと考えている方など。

 恐らくそれぞれの立場で受け取り方は違うと思うのですが、とりあえず興味があれば読んでみて下さい。

『これからの加圧トレーニングを考える』

◎社会から必要とされる施設であるか?またそれなりの可能性を秘めているか?

 9月18日と19日の2日間に渡って、加圧トレーニング富田林支部(以下当支部)が中心となって『スキルウォーク』の指導者養成講習会を開催します。
 スキルウォークについて関心がある方はどうか検索して調べて下さい。

 昨年も11月にスキルウォーク協会の協力を得て、同様の講習を開催しました。

 当支部がこの講習を開催する理由は、私自身が加圧トレーニングとスキルウォークをコラボレーションさせる事で、多方面で高い効果を得てきたからに他なりません。

 元々加圧の業界には、加圧ウォークと言う言葉があり、商標登録もされている様です。

 しかし実体と言えば「加圧してガシガシと歩かせたら太ももが太くなりました」と言う大学の先生の実験報告が元になっています。

 それはそれで良いのですが、実は歩き方によって使われる下肢の筋肉には随分と違いがある様で、歩き方を間違うと、足首や、膝や、股関節や、腰などを痛める危険性があると言う事を運動指導を行う者が事前に理解しておく必要がある訳です。

 まして高齢者にウォーキング指導をするときはなおさらであり、単に加圧ベルトを下肢に巻いて「さあ歩け歩け」と言うのは、実はとても乱暴な話なのです。

 当支部では5年以上前から中高年の方に向けて、このスキルウォークの指導と合わせて、トレッドミルを用いた加圧ウォークを実施ししていましたが、大半の方(60代〜70代)が1ヶ月から3ヶ月の間に足腰が強化され(特に股関節のスタビライザー強化)、すぐにつまづいたり、よろめいたりしていた人が、安定して歩けるようになりました。

 この方法で太ももが太くなったかどうかは判りませんが、実際の歩行状態と太ももの太さにはあまり相関関係が無いように思えますので、評価の対象とはなりにくいですが実際的な加圧ウォークの効果を云々するのであれば、歩行に関するいわばQOLの向上があったかどうかを検討するべきだと思います。

 そう言う視点で当支部では、当支部に所属されている加圧トレーニングインストラクターに向けて、このスキルウォークの技能を身につけ指導者資格を取得する事を推奨し始めたのです。

 効果としてはこの他にも、野球部員、陸上部員等に対して短時間で走行速度を上げる等の効果も多く実証しています。

 文章が長くなるのでこの辺で結論を言いますと、少なくとも中高年の加圧トレーニー対して、歩行状態の改善などを含めた 具体的なQOLの向上が提供できるかどうかか、この辺がその施設が社会から必要とされる施設となり得るかどうかにつながって来ると私は考えています。

 もちろん加圧無しでもそう言った事は実現できるかも知れませんが、加圧を用いる事の絶対的な強みは、目標とする状況への到達速度が圧倒的に速いと言う点にあります。

 これらはリハビリテーションと言うのではなく、あくまでも健常者の方が加齢によるQOLの低下を遅らせたり、或いは改善したり出来ると言う事なのですが、多くの生活者の抱える問題を考える時、加齢によるQOLの低下を遅らせたり、改善したりする為のプログラムを持っているかどうかがこれからの加圧トレーニングインストラクターのあるべき一つの姿だと言えるでしょう。

 ウォーキングに限らず、加齢に伴うQOLの低下を、様々な方法と加圧トレーニングが効果的に結び付く事によって従来に無かった効果が現れる事は疑うべくも有りません。

 しかし残念ながら現在巷で氾濫する、○○+加圧トレーニングの中には、全く相乗効果が期待できないものや、加圧トレーニングの効果を低下させるものも沢山存在する事も事実なのですが・・・。

 

 

 

posted by kaatsu-master at 21:21| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

一年を振り返って

『一年を振り返って』

また今年も終わりを迎えようとしています。
当加圧トレーニング富田林支部も、この一年でさらに多くのインストラクターを迎える事が出来ました。

当支部の今年の大きなイベントとしては、『スキルウォーク』のインストラクター養成講習を実施出来た事です。

『加圧ウォーキング』と言うのは以前から有りましたが、これはただ単に加圧して歩くだけと言うもので、その歩き方まで深く考えられたものではありませんでした。
私は以前からこの歩き方と言うのはなかなか難しいもので、ただ単に歩くのではなく、「早く、長距離を、体に負担無く」歩ける言う事が重要だと考えていました。

たまたま数年前に大阪では第1号としてインストラクターの資格を取得し、以降加圧をしてのスキルウォークを加圧トレーニングのメニューの一環として取り入れると共に、スキルウォークのみの講習等を実施してきました。

これらの経験から、加圧をしてのスキルウォークが通常のガシガシと力任せに歩く加圧ウォークに比べ、はるかに安全で年齢や競技を問わずに有効である事を確認して来ました。
そこで当支部に所属するインストラクターの方々にも是非これを学んで、日々のメニューに取り入れていただきたいと考え、今年その講習を実現する事が出来たのです。

やはりお客様に対して、加圧トレーニングを実施するにあたり、基本的なレジスタンストレーニングは重要ですが、それ以外にもそれぞれの年齢、性別、運動経験やニーズなどを考慮して、その人に最も適切なメニューが提供できる事は加圧トレーニングの施設としてとても重要です。
私の施設では、高齢者の方に対しても『加圧ウォーキングメニュー』として、足腰の強化、弱化防止の為にこの加圧+スキルウォークを提供し、短期間での足腰強化を達成しています。

さらに先日支部主催の実技フォローアップ講習を実施しましたが、今年は単にベルトの巻き方や、適正圧の求め方の復習をすると言うのではなく、レジスタンストレーニングに主眼を置いて、加圧の効果を最大限に引き出すためのトレーニングのテクニックをテーマにした講習を実施しました。

40名近い受講者が集まり、2社のプレゼンから始まりスライドや動画を使った講習の後は、活発な質問や意見も出てあっという間に予定が終了しました。
また近くのタイ料理屋さんを借り切って行われた忘年会も盛況で、普段はなかなか顔を合わす機会も少ないインストラクター同士の交流も行え、それぞれがそれなりに満足して帰られた様に思っています。

当支部では競争の激化する加圧業界にあって、消極的な部分では脱落する人が出ない様に、また積極的には常に学び実践する事で、施設を利用していただくお客様の満足度を高めるだけではなく、ちゃんと結果を出せる施設で有り続けられるように、裏方として多くの施設とインストラクターを支えて行けるように努力しています。

 

 

posted by kaatsu-master at 22:08| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

久しぶりのブログ

≪1年近くの空白≫

ブログを書かなくなって10ヶ月近く経ってしまった。
他にもいくつかのブログを持っているが、全て殆ど休止状態で来ている。
書かなかった理由を考えて見ると、一つは忙しかったと言う事もあるのだがそれ以外に思い当たる理由としては、先ず周りの変化があまりに目まぐるしかった事が浮かんできた。

加圧の業界の変化も実に目まぐるしかった。
去年から研究テーマとして医療系の大学との『加圧と経絡、気、血の関連』に関する共同研究も殆ど進んでいない。
共同研究者との時間調整がなかなか思うように進まない事が最も大きな原因である。
こう言う時は、研究するのが仕事の一つである大学の教員が羨ましい。
だから学会やカンファレンスなどで、イマイチやイマニの発表をされると、思わずもっとやる事があるだろうにと思ってしまう。

加圧トレーニングと言うのはやはり、『はじめに体験ありき』であって、体験の少ない人には判らない部分が多々隠されている。
私自身の加圧トレーニング歴は丸9年になるのだが、今でもそう言う気付きがどんどん出て来る。
そのトレーニングに関しても、今年は思うようにこなせなかった。
それは頸椎や腰椎の変形やヘルニアの影響が大きい。

若い頃に大きな交通事故も3回ぐらい経験したし、現役の武道家だった時にやった無茶な稽古やトレーニングにも祟られている。
年齢とともに弱化する筋力を、加圧トレーニングで補いながらもたしているのだが、それでも痛みや苦痛を取り去ると言うのは難しい。

痛みがあるとトレーニングの意欲が低下する、かと言ってトレーニングをサボるとさらに筋力は低下し、筋量は減って来る。
週3回のトレーニングが週2回に減った時は、それほど影響は無かったが、週1回に落ちて2〜3ヶ月経つと少しづつ筋量は落ちて来る。
これが加齢と言う宿命なのである。

しかしその事に気づいてまた気合いを入れて週2回ペースに戻すと、徐々に筋量は元に戻って行く。
やればやった結果が出るし、やらなければやらない結果が出る。
当たり前のようだけれど、他人ごとでは無く自分に起こる現象を体験するといまさらながらに納得させられる。
トレーニングをサボる事によって知る気付きも役に立つ、と言う訳である。

今年もあっという間に時間が過ぎ、後残すところ2ヶ月少々になってしまった。
ここで気持ちを改めてトレーニングに取り組むと共に、公私ともに気合いを入れて年の瀬を迎えよう。



 

posted by kaatsu-master at 20:16| 大阪 ☁| Comment(17) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

加圧トレーニング進化論

≪加圧トレーニングはもっと進化するはず!!≫

私が加圧トレーニングを始めた理由は、もともと自分のトレーニングの為でした。

従って加圧トレーニングを始めて最初の3年ぐらいは、ひたすら今のモデルから2代くらい前の筋力アップクンを使用して日々トレーニングに励んでいました。

そんな時ふとしたきっかけから、かつて強豪校と言われた高校野球チームの治療とトレーニングを引き受ける様になった事がきっかけで、加圧トレーニングを導入する為に指導者の資格を取得したのです。

その時はちょうど加圧マスターと言う機械が出たばかりで、重い機械を下げて東京まで通うのが嫌さに車で東京まで行った事が懐かしく思い出されます。

あれからもう5〜6年になるのですが、本当に様々な事が目まぐるしく変化して行ったように思えます。

最初はほんの少ししか参加者がいなかった加圧トレーニング学会も、今では安田講堂を埋め尽くすほどになり、加圧の組織も世界中に広がる様になってきて、まさに隔世の感があります。

私はあまり組織の事には関心が無く、ただ自分が指導したインストラクターの方達にしっかりした技術を身につけていただき、息長く加圧トレーニングを業として社会的に貢献して貰いたいと言う思いがありますが、もう一つ関心があるのは加圧トレーニングの施術に関する技術の進化についてです。

その技術の進化を妨げている要因の一つに、適正圧の決定方法が一定では無い事が挙げられます。

確かにオシロスコープで脈波を客観的に観る事も出来ますが、それとて完全な状態とは言えず、ベルトの装着圧に左右され同じ設定圧でも装着条件によって変わると共に、先に客観的に見る事が出来ると言った脈波そのものも、万人に共通な基準と言うものが確立されている訳ではありません。

例えばせめて血圧の様な基準値があればかなりその辺はすっきりすると思えるのです。

加圧トレーニングの施術に関しては、私的には臨床面とトレーニング面の両面においてかなりの症例と事例を経験していますが、その両面においてますます進化する可能性を感じています。

詳細については今まで日本加圧トレーニング学会において発表させていただいて来ました。

今まではトレーニング面での新しい技術開発的な部分を重点的に研究発表させて貰ったのですが、今一つ多くの方に理解いただけるには至らないままで終わってしまいました。

今は私本来の東洋医学的な立場から加圧トレーニングの臨床的な活用法を研究したいと思い、それに取り組む事にしました。

幸い協力いただける大学も出て来て、次の学会総会ではほんの少しですが、経過を発表させて貰おうと思っています。

加圧トレーニングの技術は鍼や灸の様に既に出来上がったものでは無く、まさにこれから進化して行くべき技術だと私は考えています。

そう言う観点から見ると、加圧トレーニングをするのとしないのとを比べるのではなく、加圧のやり方で結果に出方の違いがあると言う点を見ていく事も必要だと考えています。

その為にはもっと違った分野から、ソフト面では正しい技術を身に付けた人材が育ってくる事と、ハード面では誰が使っても同じように使える機械やその使用法が確立されてくる事が重要でしょう。

加圧トレーニングが世界に広がる事は重要ですが、正しい技術を身に付けた人がたくさん育つ事はもっと重要な事だと思います。

 

 

 

posted by kaatsu-master at 23:22| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

インストラクターフォローアップ講習開催についての報告

≪インストラクターフォローアップ講習についての報告≫

加圧トレーニング富田林支部としてのインストラクターフォローアップ講習を実施した。

8月末に先に中国四国地区のフォローアップ講習をすでに実施しているので、支部としてはこれが2回目となる。

参加者は該当者の半数ていどで10数名であり、場所は『ボディーワークス大阪』さんの施設を代表者の吉村さんのご厚意で使用させていただいた。
この場を借りて改めてお礼を申し上げたい。

講習の内容は本部のカリキュラムに沿って適正圧の求め方の実習を中心として行い、その後質疑応答や意見交換などが行われた。

参加者の中には本部の指定する学会や講演会、カンファレンスなどに今まで全く参加した事のない人もいたが、参加者全員が真剣に実技の講習に取り組み、またほぼ全員から活発な質問や意見が出た事は主催したものとして喜ばしく、また頼もしく感じるものだった。

今回仕事の都合等で参加できないとの連絡を受けている方もおられたが、残念ながら何の連絡もなく、また本部の指定するイベントに一度も参加した事が無いと言うインストラクターが複数名いる事も事実である。

そう言う方は単位取得の問題だけではなく、加圧技術についての向上意欲も薄いのではないかと推測される。
やはり加圧トレーニングを業とする以上、我流に走る事無く先ず正当な技術を向上させる事を心がけていただきたいものである。

さらに加圧トレーニングとは直接関係は無いが、今回の受講者の半数以上の方がTRXインストラクターの資格を有しているので、当支部とTRXトレーニング協会との間でその資格の取得状況が正式に把握されている方に対しては、私が個人的に作成したTRXトレーニングマニュアルを配布した。

私の周辺では加圧トレーニングのオプション的トレーニングとしてTRXを提供される方が増えているが、単に加圧をしながらTRXトレーニングを行うと言うだけでは双方の効果を相殺しあう可能性もある。

そこで私は個人的に加圧トレーニングとTRXのトレーニング効果を、相乗的に高める為のトレーニングの方法を常時研究しているが、今後も当支部を通してTRXインストラクターの資格を取得された方等については、上記のトレーニングマニュアルの配布や相乗的に効果を上げるためのトレーニング方法に関する情報提供を行っていく予定である。

但し単独でTRXインストラクター講習に参加された場合については、上記の情報提供やフォローの対象外となる。

 

≪大阪の困った加圧トレーニング事情≫

講習会場で話題になった事に、大阪市内の某加圧トレーニング施設廃業の問題があった。

この施設は開設された当初から、かなり高額な入会金や保証金、年間更新料などの名目でかなり高額な金銭を集める事で知られていたが、その施設が突然一方的な通知を会員に送りつけ、施設を閉鎖したと言うのである。

多くの会員には返還すべき金銭もかなりあるようだが、責任者には現在連絡がつかなくなっていると言う。
同じ加圧トレーニングの施設を運営するものに取って、これらの行為は非常に迷惑な行為であり、この話を聞いた参加者からも憤りの声が聞かれた。
さらに従業員に対する給与の未払い等、労基法や民事での事件だけでは無く、悪くすれば詐欺事件に発展する要素も含んでおり、これら一連の情報がすべて事実であるとすれば、同じ加圧トレーニングの施設運営者としても許しがたい内容である。

この他にも支部に所属するインストラクターの引き抜き行為などがあったり、或いは以前グループレッスンを禁止すると言われながら、現実にはグループレッスンが横行している事など、様々な情報が寄せられて自分の情報不足を痛感する事もあった。

少なくとも当支部に所属するインストラクターが運営する施設は、正しい技術で確実な効果を挙げ、堅実、健全かつ安定した経営で、多くの利用者の方々に満足していただけるような施設であって欲しいと思う。

posted by kaatsu-master at 22:09| 大阪 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

暑さと体調と加圧トレーニング

≪暑さと体調≫

毎日暑い日が続いています。

こう暑い日が続くと不節制していなくとも体調管理にはかなり気を使う事になります。

今日も一人トレーニング中に体調が急変した方がおられました。

年齢は20歳代ですが、上肢のトレーニングが終わり、ベルトを外した途端に脳貧血を起こしたようでした。

水分を補給して、脚を高挙して寝て貰い念の為に血圧を測ると上が70そこそこでした。

本人に体調を聞くと、特に変わった事は無いと言うのですが、さらに聞いてみると暑さの為に食事がちゃんと摂れていない事と、睡眠不足のようでした。

下肢への加圧時には一過性の脳貧血はよく見られるのですが、上肢でしかも除圧時に脳貧血を起こすと言うのは当施設ではさほど多くはありません。


では何故こういう事が起こるのでしょうか?

その原因として考えられるのは、自律神経系の不調です。

彼の場合、睡眠不足がかなり続いていると言う事でしたが、睡眠不足が続くと自律神経の不調が起こりやすくなります。

まして食事がちゃんと摂れていないとなると、なおさらの事でしょう。

年齢が若くても、例え本人に自覚が無くとも、不節制は必ず健康状態に反映されます。

ましてこう言う不快な季節ではなおさらの事、冷房の効いた室内と蒸し風呂の様な外の環境とのはざまで、普通に食べて寝ていても体力は消耗していきます。

 

≪体調と加圧トレーニング≫

加圧トレーニングは回数を重ねる毎に圧も上がり、負荷も上がって行きます。

私自身は現在時間の関係から、加圧トレーニングは週2回しかしていませんが、私にとって現在の圧力と重量負荷の組み合わせは、ある意味限界に近いものだと考えられます。

こういう場合体調が悪いと、この前出来た圧力でのトレーニングが、今日は完遂できないと言う事が起こってきます。

反対に考えると、体調の良い時には現在の圧と負荷でのトレーニングが出来るけれど、体調が悪い時には完遂できないと言う事になります。

現在富田林の施設においでのある医療関係者の方は、週1ペースでおいでなのですが、トレーニングに来る日に合わせて体調を整えると言われていました。

判り易く言うと、好きなお酒を飲む時も、トレーニングの日が近付くにつれて控えて行き、トレーニングをする前日には十分な睡眠をとれるように配慮すると言う事になります。

また節制しているつもりなのに、何故かいつものトレーニングをしんどく感じるとすれば、どこかに体の不調があるのかも知れない、と考える事が出来ます。

私自身は、「定期的な加圧トレーニングは健康のバロメーター」と思っていますが、もし適正な圧力と重量負荷でトレーニングが継続されているなら、そしてしんどくてもそれが完遂出来るのなら、とりあえず健康な状態が維持されている。

どうやらそういう風に考える事が出来そうです。

 

 

 

 

 

 

 

posted by kaatsu-master at 22:07| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

トレーニングを休むと

≪トレーニングを休むと≫

先週月曜以降トレーニングを休んでしまった。
理由は体調不良、それも歯肉炎と言うやっかいな病気のお陰である。

それ以前にこのブログは2カ月ほど休んでいた。
メインに使っていたパソコンの変更などが重なってブログを進める事が出来にくかった。

トレーニングにせよブログにせよ、しばらく休んでしまうと、再び続ける事が億劫になってしまう。
加圧の施設の利用者の方も、一旦休んでしまうと、それも1ヶ月とかの長期に渡って休んでしまうと、理由のいかんを問わず、再び行くのが億劫になる。

考えて見るとずっとその繰り返しだったかも知れない。

かつて15年ほど武道の道場をやっていた期間があったが、休まず続けてこられたのは自分が指導者であり、責任者であったからに過ぎない。

自分が練習に通う立場なら、自分の都合で休んでいたに違いない。

結局歯肉炎は完治には至っていないが、その症状と加圧トレーニングを休んでいる事のデメリットを天秤にかけると、今週の水曜日あたりが限界の様に思える。

加圧トレーニングは1ヶ月程度休んでも、通常の筋トレのように復帰する時のストレスは低い。
何故なら、負荷が軽いからである。
但し復帰する1回めのトレーニングは厳しいものがある。
特に加圧の圧力が300mmHG付近になると、とにかく復帰1回目をクリアするのが苦痛である。

だから体の不調の症状と、復帰のしんどさを天秤にかけてどの辺でもとに戻すかを考える必要が出て来るのである。

 

≪加圧やってても治りにくい病気はある≫

最初に歯肉炎と書いたが、実は加圧トレーニングでこの憂鬱な症状が改善出来ないものかを考えてみた。
例えば歯茎の腫れている局所を外科的に切開した時などは、やはり上肢の加圧トレーニングを続けていると治りは早いような気がする。

しかし歯肉炎そのものは改善しない。ひょっとしたら何らかの良い影響を与えてくれているのかも知れないが、実感するには至らない。
こういう場合は加圧トレーニングそのものが何らかの症状に直接影響を与えるのではなく、加圧トレーニングを下地にしてさらに何かをすると症状に好ましい変化を与える場合がある。

加圧筋力トレーニングがそれである。単に加圧するだけでは無く、加圧をしながら重量負荷を与えると筋肉は肥大し、強くなる。
或いは加圧をしながらパフォーマンストレーニングを行うと、パフォーマンスの向上が期待できる。

加圧で痛みを取ったり、症状を改善したりしようと思えば、単に加圧するだけではなく、そこに何かを加える事で相乗効果が起こる事がある。
その何かは多くの場合運動であったり、刺激であったりする。

私はまだ気づいていないが、きっとこの歯肉炎に効く何かがあるのかも知れない。

誰か知ってたら教えて下さい。


 

posted by kaatsu-master at 23:24| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月15日

加圧トレーニングとCOPD

《COPDのこと》

最近良く聞く医療用語にCOPDと言うのがあります。
このCOPDは簡単に言うと特にに喫煙により肺に慢性炎症が生じ、これにより、肺胞の破壊や気管支粘液腺の肥大が起き、その結果息切れを生じたり、咳や痰が増加する病気を言います。

以前肺気腫と呼ばれていた病気と慢性気管支炎と呼ばれていた病気は、それぞれが合併することが多く、この二つによる閉塞性肺疾患を合わせてCOPDと呼ぶようになりました。

厚生労働省の統計によると、2005年に14,416人(全死亡数の1.3%)がCOPDにより死亡し、死亡原因全体の10位といわれ、男性に限ると7位を占めると言われています。

この疾患は特に現在タバコを継続的に吸っていなくても、過去に一定期間吸っていた事でも起こると言われています。

 

《加圧トレーニングとCOPD》

さて本題ですが、最近私の加圧トレーニング施設でもこのCOPDが疑える男性の利用者の方が複数名おいでになります。

何故そんなことが言えるのかと言うと、加圧トレーニングを一定期間継続してもトレーニング中の息切れが直らないことなどからその症状が疑えるのです。

喘息にも運動誘発性喘息といわれるものがありますが、ひどい場合このCOPDは階段を数段上がっただけでも息切れがするようで、加圧トレーニングで特に有酸素系の運動をしていなくても、たとえば腹筋運動などでも息切れを起こして運動が続けられなくなるようなケースです。

このような場合、息切れの割には心拍数は極端に上がっていない場合が多いようです。

当然当施設ではこのような利用者の方には病院の呼吸器内科の受診をお勧めしています。

しかしこの疾患に関しては絶対にタバコを辞めない限り悪化の一途をたどる訳ですから、最終的に「どうしたらタバコを辞められるのか」と言う話になってきます。

私自身は現在タバコを吸わないので、禁煙で苦しんだ記憶がありません。
しかし今習慣的にタバコを吸っている人が理由の如何を問わず、簡単にタバコを辞められるとも思えません。

加圧トレーニングに限らず、COPDなるまでならタバコを吸っていても激しいスポーツができるという人は沢山います。

年齢によるものか、それとも今までタバコを吸ってきた量によるものなのかは判りませんが、やはり継続してトレーニングを快適に続けようとするのならタバコは辞めると言う選択をせざるを得ないように思います。

そういえば加圧トレーニングの指導者が集まる場所で、堂々とタバコを吸っている古い指導者を見かける事があります。

日本加圧トレーニング学会としては禁煙を宣言しているくらいですから、やはり指導者の自覚としてタバコは辞めていただきたいと思います。
もしどうしても吸いたいのなら、トイレで隠れて吸って欲しいものです。

冗談はさておき、最近は喫煙者が肩身の狭い思いをするようになって来たと言うのに、世相に逆らって女性の喫煙者が増えています。

恐らく加圧トレーニング愛好者の女性の中にも、少なからず喫煙者が潜在しているのかも知れませんが、もしCOPDの症状に該当するような症状が現れたら、病院を受診した上で思い切って禁煙にチャレンジするべきだと思います。

posted by kaatsu-master at 20:42| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

最近の加圧トレーニング事情_1

《価格とクォリティ》

最近大阪でも随分加圧トレーニングの施設が増えてきた。
それはそれで喜ばしい事なのだが、残念な事に施設の増加に伴い質の悪いサービスを提供する施設が増加していると聞く。

例えばアップクンだけでやっているある施設では、設定圧の決定はどころか圧を計測する事も無く、ただ「きつくありませんか」と聞くだけで適当にベルトを巻いてトレーニングさせると言う事である。

また加圧マスターを使っている施設でも、初めて来た人にいきなり200oHGを超えるような圧力をかけてトレーニングさせていると言う。
また「今どれくらいの圧力ですか」と聞くと、「教えられない」と言って答えてくれないと言う。

果たしてこう言う施設ではインストラクターは適正圧を出す事が出来ないのだろうか、それとも高い圧でいきなりトレーニングをさせる事で、お客さんに満足感を与える事が良いことだと思っているのだろうか。

私も今まで多くの加圧トレーニングインストラクターを養成してきたが、講習の度に「適正圧、適正圧」と口を酸っぱくして言い、実習にも時間を割いているので、私の言う事をちゃんと守ってくれている施設では自身を持って適正圧を導き出し、お客さんにきちっと説明もしていることだと思う。(正直、ちゃんとやっているかどうかが不明な施設が僅かながらでもあるのは残念である。)

また大阪全体で見ると、トレーニング料金の安い施設が増えだしてきているようで、この価格の低さとサービスの質というものが比例しているような傾向が見て取れる。

安かろう悪かろうだと言えるのかも知れない。

先日も当支部に属する施設の指導者から「私たちは先生に教えられた事に忠実に、標準圧や適正圧を重視してやっている、しかし他の施設で体験した人から、お宅は圧が低いんですねと馬鹿にしたように言われる事が多い、これはおかしいのではないですか」と言われた。

まさにこれはおかしい。おかしい事が加圧トレーニングの業界ではまかり通っているのである。

特に大阪のお客さんと言うのは、安い物に飛びつく習性があるようで、新しい施設が出来て、今まで通っていた施設より値段が安いと、すぐにそちらに変わってくると言う。

つまりサービスの質と料金のバランスを見るのではなく、安い事が良い事だと言う価値観が強いようなのである。

しかしバッタ屋ではあるまいし、こと加圧トレーニングにおいてはこの論理は通用しない。

先の例で言えば、圧も測らずに適当にアップクンを巻いてトレーニングをさせたり、初心者に200oHGを超えるような圧力をかけてトレーニングさせるような施設は危険と言う以外の何者でも無く、お客さんからお金を貰うだけの価値はないと思う。

加圧トレーニングのサービスの価値と言うのは、その場その場の満足度云々ではなく、あくまでも3ヶ月、6ヶ月、1年、2年と継続していく事で、そのトレーニング年数に応じて体が変わっていくものでなければならないと思う。

やはりまだまだ一般の人たちには加圧トレーニングに関する情報は不足しているから、良い施設も悪い施設も、つまり味噌も糞も一緒にされているのだろうし、不良施設ではインストラクターの無知とお客さんの無知が重なり合って、本来の加圧トレーニングとはかけ離れた訳の判らないものが横行しているのだと思う。

おかげさまで私の施設では、トレーニングの質を重視する方が継続して加圧トレーニングを継続されている。

質なんかどうでも良いから安かったら良いとか、おしゃれな施設だったら良いと言う様な人は来ないし、たまに体験で来ても先ず入会する事は無い。

そう言う人は当施設の会員としてふさわしくないからである。

お客さんも施設を選ぶだろうが、うちでも客を選ぶ。

ただお客さんが加圧トレーニングの事を詳しく知らないのは仕方が無いから、誤った判断基準で施設を選ぶ事があるかも知れないが、加圧トレーニングの初歩の初歩も理解していないインストラクターがいて、客の無知に付け込んで商売をしているのを見るにつけ、やりきれない気持ちになるのは私だけではないと思う。

 

 

 


 

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2009年02月20日

日本加圧トレーニング学会総会報告-3

《加圧によるインナーマッスルトレーニング法》

総会2日目の一般研究発表最後のグループのトップが私の発表です。

今回の新しい研究発表の内容だけでしたら例年と変わらないボリュームなのでなんら問題は無いのですが、自分の中では一昨年、 昨年そして本年の3回全体で加圧トレーニングによるインナーマッスルトレーニング法をまとめたいと考えていましたので、 最初からデータを見直す作業を始めました。

当然それらの見直した結果についても発表する必要があるので、3回分の研究発表を1回でやってしまわなければならない事になりました。
もちろん1回分の発表時間は8分と限られていますから大変です、実はこの事が私の中で大きなプレッシャーになっていたのです。

学会に来られている方の大半が、私の今までの発表内容については知らない人ばかりです。
そう言う方々にも、なんとかここに至る今までの経緯を知って欲しいと言う強い思いがありました。

もちろん何度か発表のシュミレーションもしましたが、発表内容の全体を説明すると15分程度の時間がかかります。
これでは全く話になりません。
そこで過去の内容に関しては、要点だけに絞りできるだけ視覚的な図などを見てもらいながら説明すると言う事にして時間を短縮していきました。

本番ではなんとか時間内ギリギリに発表を終える事が出来ました。
質疑応答の時間が4分間あるのですが、今年も質問はお一人だけでした。

私の今回の発表の要旨は高校野球の投手を使った実験で、1群は一定の圧力と一定の負荷でトレーニングをし、 もう1群は段階的に圧力を上げながら負荷を下げると言う手法で、 トレーニングの後でそれぞれの群でコントロールがどの様に変化するかを見たものです。

結果としては同じ圧と同じ負荷で加圧トレーニングするよりは、段階的に負荷を変えたほうがコントロール率が上昇すると言うものです。

また一定圧と一定負荷の場合は8名中5名のストライク数が低下しましたが、 段階的な変更の場合はストライクが低下した者が8名中2名に留まりました。

一般的に投球のコントロールは肩のインナーマッスルの影響を受けると言われていますので、これらの研究結果からは、 加圧トレーニングを用いてインナーマッスルのトレーニングを行う際は、 アウターマッスルとは異なり圧と負荷のバランスをよりシビアに調整する必要がある事が説明されます。

また従来のインナーマッスルトレーニングといえば、 チューブやラバーを用いて個々のインナーマッスルをトレーニングすると言うインナリングが主流でしたが、 この方法を使えば加圧をかけてキャッチボールをするだけで投球フォームを崩すことなくインナーマッスルのトレーニングが行える事が可能となります。

私としてはプロ、アマを問わずこのトレーニング法が普及すれば良いと思っているのですが、それはなかなか難しいようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2009年02月18日

日本加圧トレーニング学会総会報告-2

《加圧トレーニングは常に進化している》

自分の発表は2日目、15日(日)の午前の最後のグループです。

初日は教育講演を中心とした内容でしたが、最近は病気に対する治療法としての加圧トレーニングが着目されているようで、 特に今回は2日間を通してメタボに関する内容の講演が沢山ありました。

理想は加圧トレーニングだけでレジスタンストレーニングと、エアロビクス(有酸素)トレーニングが出来れば一番ありがたいのですが、 加圧トレーニングの研究に携わる人たちは、その点を一つのテーマとして取り組んでいるように見受けられました。

2日目は一般研究発表です。

これもやはり医療系の発表が多く、加圧トレーニングによる治療効果に関する内容が中心となっていたようです。
中にはトレーニングに関する目新しい発表もありましたが、研究の根幹で加圧トレーニングに関する基本的な知識を欠いていたりして、 期待して聞いた割にはがっかりさせられたものもありました。
これも指導者の資質の問題でしょうか?

今回の学会を見て全般的な感想としては、やはり『加圧トレーニングは進化している』と言うのが率直な印象です。
私が加圧トレーニングを始めてかれこれ8年以上になりますが、その当時の常識から比べても隔世の感があり、 常に新しい情報を持っておかないと加圧トレーニングの指導者としては質を維持できないと言う事が改めて実感されました。

また研究内容としては全般的に、加圧していないグループとしているグループの比較と言う事になってしまっていますが、 実は加圧の仕方によっても随分と効果に差があるので、今後はそう言う深く突っ込んだ研究も進んで来る事を期待しないではいられません。

初日の締めくくりは恒例の懇親会でした。
今までは会場のある本郷の東京大学内に懇親会の会場も設けられていましたが、今回は参加人数も多く初めて学外の会場が使用されました。

この懇親会と言うのも、今までは年に一度しか顔を合わさない人との再会の場だったのですが、今回は参加者の数が多くて、 参加していたのに会えないで終わった人もいたかも知れません。

この調子だと来年にはもっと学会員の数が増え、懇親会の参加者数も増えている事でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2009年02月16日

日本加圧トレーニング学会総会報告-1

《日本加圧トレーニング学会総会》

2月14日と15日に東京大学安田講堂で『第5回日本加圧トレーニング学会総会』が開かれました。
毎年の事ですが、私は前日の13日から東京入りして、こういう機会にしか会えない友人と旧交を温める事にしています。

今年は学会会場のある本郷に近いお茶の水のホテルをとる事が出来ました。
そういえば昨年も一昨年も例の東京マラソンと重なって、ホテルがとりにくかった記憶がありますが、 今年はその東京マラソンの日程が変わったせいで、全く問題なくホテルが取れたようでした。

東京駅まで友人に迎えに来てもらい、先ずお茶の水のホテルにチェックインしてから、 少し用事があったので水道橋まで出かけました。
水道橋の用事はすぐに済んだのですが、どこで飲むかと言う事になって、結局水道橋の駅近辺の居酒屋さんに入る事になりました。

水道橋からお茶の水は総武線で一駅の距離なのであっという間にホテルに帰りつきました。

実は15日の学会では一般研究発表で私も発表する事になっていたのですが、 大きな不安要素があったのです。

私はこの学会が出来たときから縁があって、づっと研究発表をさせていただいています。

1回目はたまたま加圧トレーニング直前と直後に撮影できた、 血液画像の変化が面白いと言う事で紹介させていただいたのですが、2回目は加圧トレーニングによって人の不安度がどのように変化するのか、 と言う事を質問紙法を使って計測した結果を報告しました。

そして3回目から5回目は野球における投球から、 加圧トレーニングによるインナーマッスルトレーニングを体系化したいと考えてピッチングを中心に計測と研究を繰り返してきました。

1回目では加圧トレーニングによって球速がどの様に変化するのかを、 加圧トレーニングした群としない群で比較しました。

また2回目では、 同じ加圧トレーニングをしても圧の掛け方と負荷の掛け方の組み合わせで違う結果が得られる事を報告しました。

そして今回は投球に関する報告としては3回目であり、 私としては加圧トレーニングによるインナーマッスルトレーニング法の総括編として一区切りのつもりなのです。

主な報告内容としては、やはり同じ圧と同じ負荷でトレーニングする場合と、 段階的に圧と負荷の組み合わせを微調整する事で投手のストライクの率が大きく変わると言う内容です。

しかしあまりにも内容がマニアックであるために、 多くの人にその内容を理解してもらう事が困難なのです。

そして今回は今までの研究を総括すると共に、 新たなトレーニング法とその効果を報告すると言う内容であるため例年に無くスライドの量が多く、 8分と言う持ち時間の中で発表すると言う事が至難の業に思われたのです。

 

 

 

 

 

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2008年12月15日

筋トレとバランスについて

《体のバランス》

昨日実業団の全国女子駅伝を見ていて気づいた事がありました。
それは5区の11.6キロを走ったホクレンの赤羽さんと言う選手の事です。
彼女はママさん選手として北京オリンピックにも出ていましたが、今回彼女の走りをテレビで見ていて感じた事は、 実に体全体のバランスが良いと言う事でした。

反面彼女に追いあげられる形で同じ5区を走った三井住友海上の大平さんは、後半どんどん体のバランスが崩れてきていました。

この体のバランスと言うのはどんな種目にでも重要な要素で、野球、ゴルフ、 テニスから格闘技まで全ての種目について大きな影響を与えています。

しかし特に陸上競技の長距離などでは、体のバランスが崩れていると時間経過と共に疲労を助長する結果につながります。

赤羽さんが普段どのようなトレーニングを行い、コンディショニングをしているのかは知りません。
ひょっとしたら元々バランスに恵まれた体を持っているのかも知れません?
しかし年齢を考えると日常的なコンディショニングがうまく出来ているのだと思います。

《筋トレとコンディショニング》

以前にもこのブログで触れましたが、 うちの施設でも加圧トレーニングとコンディショニングを一緒に行っているアスリートは何名かいます。
それは筋肉系、骨格系のバランスを取らずに筋力だけを向上させても、 高いパフォーマンスは望めないと言う私の経験から導き出した法則性から来る結論だからです。

陸上競技の、特に走る競技においては、短、中、 長を問わず全身のバランスとバランスの取れた筋力強化が高いパフォーマンスを発揮すると共に、 赤羽さんのように長年に渡る選手寿命をキープしてくれます。

筋トレやスキルの向上に主眼を置くことは重要ですが、 少なくとも昨日見た実業団の女子駅伝のレベルでは筋力強化と全身のバランスの双方がちゃんと出来ている選手と言うのは非常に少ない様に思えました。

若いうちは若さや柔らかさでごまかしがきくものなのですが、年齢と共にそのごまかしがきかなくなって来ます。

ゴルフの石川君やテニスの錦織君なども、今からそう言う認識を持ってそれぞれの種目に取り組んでいかないと、 長い選手生活を続けられなくなる可能性が出てくるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年10月28日

第10回加圧トレーニングカンファレンスのこと

《東京カンファレンス》

今年もこの時期に加圧トレーニングのカンファレンスが開催されました。

去年も大阪でちょうどこの時期にカンファレンスが開催されていました。

私にとってはこの時期は自分の見ているマラソンランナーが出る大会と重なる事が多くて、時間のやりくりに戸惑う事が多いのです。

幸い去年は大阪での開催だったので、和歌山のマラソン開催地で選手のコンディショニングを済ませて、大慌てで電車に乗り、 カンファレンス会場の梅田まで駆けつけました。

しかし今年はそういう訳にも行かず、マラソンへの帯同はあきらめて東京のカンファレンスに出席しました。

確か去年のカンファレンスの事もこのブログで書いたのですが、東京という土地柄もあってか、また一般の方も参加無料という事もあり、 700名を超える参加者があったとの事でした。

もっとも最後に加圧トレーニングの広告塔ともいうべきタレントの杉本彩さんがパネルディスカッションで登場すると言う事もあって、 最後まで立ち見の方もおられたようです。

一時期は藤原紀香さんが加圧トレーニングの広告塔の役割を果たしていましたが、やはりその辺はタレントさんという事で、 事務所の絡みやギャラの問題など色々あるのでしょう。

 

でも杉本さんてコアリズムでスリムになったんじゃなかったかな(笑)

 

話は変わりますが、私は少し前までよく東京でセミナー(加圧とは関係ない)を開催していたりした事もあり、多いときには月に2、 3度は東京で仕事をしていた時期もありました。

しかし最近は上京すると言えば加圧に関連する事に絞られるようになって来ました。

また講習などのセミナー業としての比率も圧倒的に加圧に関連したものが多くなっています。

 

《加圧雑感》

元はといえば今を去ること7、8年前に、加齢による自分の体力低下を何とかしたい、欲を言えば若返りたいと言う思いから、 自分のためにはじめた加圧トレーニングでしたが、いつの間にか加圧で飯を食うプロになってしまいました。

治療家としての側面から見ても、加圧の治療効果は高く、治療全体としても鍼などを用いる比率が格段に少なくなり、 加圧による治療の比率が多くなっています。

鍼灸師の私が言うのもおかしいのですが、加圧を使いこなす事で今まで鍼や他の物療が占めていた割合が格段に下がってきました。

今回のカンファレンスでも、鍼灸や柔整の方が治験例発表をされていましたが、 やはり多くの治療家の方が他の治療法から加圧を中心に切り替えられているようです。

これは加圧による治療効果の高さが他の療法に比べて直後効果、持続効果など、どの点をとっても格段に優れている、 という点にあると思います。

もちろん加圧による治療が万能とは言いませんが、私の場合を例に取ると、やはり治療の中心は加圧で、 他の療法はそれを補うと言う形になってきています。

 

カンファレンスには日本全国から加圧トレーニングの指導者の方も見えていますので、普段話が出来ない方とも交流が出来るのですが、 最近指導者間でよく話題になるのが〔よくない加圧〕の事です。

これだけ加圧の施設が増えてくると、まともにやっている施設とそうでない施設に分かれてくるのは仕方がないことかも知れませんが、 かなりでたらめな『加圧トレーニング』の施設もあるようです。

去年のカンファレンスから1年、振り返って見ると加圧トレーニング業界全体も、 また私の周辺でも加圧に関る大きな変化が起こっています。

しかし私のスタンスとしては、流行に流される事なく、 加圧に関してはマイペースで自分のやり方を高めながら日々の治療家としての仕事もパーソナルトレーナーとしての仕事も、 またインストラクター養成の仕事も少しでも良い内容を提供していけるようにしたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年10月07日

加圧トレーニングと相性の良いものって

《加圧トレーニングの効果と組み合わせる○○(トレーニング)の事》

前回このブログで、加圧トレーニングをよく知らない方が加圧トレーニングへの誤解をもたれる事について触れる機会がありました。
そこで一度加圧トレーニングと他のトレーニングの組み合わせについて考えて見たいと思います。

結論から言うと、加圧トレーニングと他のどのような種類のトレーニングであっても、トレーニングに用いられる重量などの負荷と、 いわゆる加圧値(用いられる圧力の値)が適正でありさえすれば、加圧トレーニングとしての効果は得られると考えられます。

しかし簡単に適正な負荷と言っても、実際にこの負荷を決定するのは難しい面もあり、 誰でも簡単に正しい負荷が求められるというものでもありません。

 

《トレーニングなどの種類について》

では一般に見られる加圧トレーニングと他のトレーニングについて考えて見ましょう。

ひとつはもっともオーソドックスな筋力トレーニングについてです。

これはよく知られているように、加圧トレーニングでは最大筋力の20%から30%程度の負荷で、通常の筋力トレーニングでつかう80% から90%の負荷に相当する効果が得られるというものです。

私にとってはこれこそが加圧トレーニングで、現在も圧と負荷の狭間で葛藤しながら自分のトレーニングに取り組んでいます。

最近はこういうオーソドックスなトレーニング以外にも、多様な加圧トレーニングが発生してきていますが、 その辺のところも少し考えてみる事にしましょう。

そのひとつは、筋肉の成長にはそれほど重点を置かないで、成長ホルモンの作用に主眼を置いたものです。
多くのエステが加圧トレーニングを取り入れ始めたのも、この成長ホルモンの作用に着目したからで、単純に言えば、重量負荷にこだわらないで、 成長ホルモンの分泌を促進しその効果によってエステティックの効果をさらに高めようとする発想だと思います。

これはこれで良いのですが、重量負荷を用いた筋力トレーニングとは違った難しさもあります。

 

さらにもうひとつは、競技力向上のための加圧トレーニングです。

現在私の施設でも複数の競技に関る方のトレーニングを行っています。

例えば野球、ゴルフ、テニス、陸上競技(短距離、中長距離、高飛び等)などの種目が主流ですが、 特にゴルフとテニスは多くの方のトレーニングに関っています。

そして野球ならピッチングやバッティングのコントロール、パワーの向上、テニスなら下半身の強化と肩などの持久性の向上、 ゴルフなら下半身や軸の安定と、飛距離の向上、陸上競技なら、ピッチ、ストライドの改善やスピード、ジャンプ力の向上などを目的に、 筋トレをベースにしたパフォーマンストレーニングを行っています。

もちろん最近はこれ以外にも、まだまだ様々な加圧トレーニングの形というものがあるでしょうし、 さらに加圧トレーニングを取り入れようと考えている方もおられるのでしょう。

それはそれで加圧トレーニングの裾野が広がるという点で喜ばしい事なのですが、 反面これはと思うようなコラボレーションも見かけられます。

具体例は避けますが、単に思いつきで組み合わせただけだとしか思えないものもあるようです。
しかし私から言わせれば、それはちょっとした改善でまったく違ったものになる可能性を含んでいます。

加圧トレーニングと一緒にするのか、加圧トレーニングの前にするのか、 或いは加圧トレーニングの後でするのかと言った点を考え直すだけで、 加圧トレーニングとその何かとの相乗効果を期待できるようになるものもあるはずです。

 

《結局どうなの》

 

加圧トレーニングと組み合わせる○○について、全て私が判っている訳ではありませんが、一つだけ確実だと言える事があるとすれば、 それは先ず加圧トレーニングの基本的な理論を理解する事から始まるのだと言う事です。

きちんと加圧トレーニングの基礎的な理論が理解されていれば、いろいろな○○と組み合わせてもそれなりの効果は出てくるはずなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年09月10日

加圧への誤解

《加圧への誤解》

最近インストラクター講習受講を検討される方から問合せをいただく事が多くなりました。
この事は加圧トレーニングへの関心が高まり、ビジネスとして加圧トレーニングの導入を考える方が増えてきたと言う事なのでしょうが、 反面ご質問の内容についてちょっと返答に困るようなものも増えているのも事実です。

具体的な表現は避けますが、要約すると加圧トレーニングと何かを組み合わせて、スタジオを開設したいと言う内容になります。

そして問題となるのは、その何かなのです。

基本的に加圧トレーニングは他に何も無くても、加圧トレーニング専用のベルトがあればトレーニングが可能です。
しかし一般的には軽量のダンベルなどがあれば、軽い付加で高重量と同等以上のウェイトトレーニングが出来ると言う点に、 先ずその真価を見出す事が出来る訳です。

こういった加圧トレーニングの特性を理解できないうちに、加圧トレーニングに対するイメージが膨らんでしまい、 様々なトレーニング法やその他のスキルと加圧トレーニングを組み合わせると言う発想が出来上がってきます。

従って私が行うインストラクター講習の中では、あくまでも加圧トレーニングの本来の形と言うものを理解していただいた上で、 その何かの方法と加圧トレーニングをどう組み合わせるかを一緒に考えると言うスタンスを取っています。

また加圧トレーニングと組み合わせると言っても、必ずしも加圧ベルトを巻いて加圧した状態でその何かをすると言うだけではなく、 加圧トレーニングの前にやるのか、また加圧トレーニングの後にやるのかと言った事も方法論としては考えられる訳です。

また加圧トレーニングを行われる生活者の方々が、もっと加圧トレーニングについての正しい知識を持たれるようになれば、 その施設で提供されている加圧トレーニングの内容が適切なのか、不適切なのかが正しく判断され、 不適切なサービスを行っている施設は淘汰されていくようになるのだと思っています。

今さかんに加圧トレーニングの開発者の佐藤義昭氏が、加圧トレーニングに関する書籍を出していますが、 恐らく一般に正しい加圧トレーニングの知識を啓蒙しなければならないと言う、一種の責任を果たそうとしているのだと私は思います。

ビジネスチャンスとしてブームに乗る事は大切であり、結果我々の仕事も成り立っているのですが、 やはり安易なマーケティングに乗ったイメージだけで加圧トレーニングを歪められる事は避けたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年08月21日

継続は力なり

《継続する事の難しさ》

加圧トレーニングに関わらず、トレーニング全般やその他体に良いと言われる事、例えばウォーキングにせよ、ジョギングにせよ、 気功にせよ太極拳にせよ、全て体に良いと思われる効果が出てくるのには時間が掛かるものです。
※但し加圧トレーニングについては、目的によっては短時間で効果を得られ場合もあるので必ずしも当てはまらない場合もあります。

いずれにせよ、健康法と言われるものは、@現状⇒A刺激⇒B変化⇒C達成⇒D維持、 と言うプロセスを経て効果を表して行くのが一般的です。
先ず@の現状とは、スタートとなる今の自分の状態です。
それは体脂肪がどうとか、コレステロールがどうとか、メタボリックだとか言う、いわゆる不健康な状態を自覚して、 何とかしたいと思うきっかけとなる状態であったり、或いは健康ではあるがもう少しゴルフで飛距離を伸ばしたいとか、 或いは自分の行っている種目でタイムを縮めたいとか言う欲求の元になる状態です。

次にAの刺激とは、@の現状を踏まえて、その状態から抜け出したり改善したりするために何かをする、この何かの部分にあたります。
もちろん加圧トレーニングもそうですし、誰かに誘われてヨガ教室に行くとか、とにかく体を変える為のアクションを起こし、 その事によって体が刺激を受ける事を指します。

Bの変化は、刺激を受けた体がその刺激に反応して何らかの変化を起こす事を言います。
適正な加圧トレーニングであれば、筋肉の量が増えるとか、筋力が強くなるとか、或いは体脂肪が減るとか、 その刺激に応じた客観的あるいは主観的な変化が起こる事を言います。

Cの達成は、@の状態からAによってBに行き、そこで最初に目指した状態が達成される事を言います。
つまり目的の体脂肪値になるとか、目的の飛距離達するとか、 或いは目的のタイムが出せるようになったとか@の時点で目指した到達点に達する事を言います。
もちろんこの到達点は絶対的なものではありませんから、常に修正、変更されて行く可能性があります。

Dの維持は@からCまでに行き着く事はもちろんなのですが、さらにCで得た状態を持続させるか、 もしくはさらなる高みを目指すと言う場合に出てくる問題なのです。
加圧トレーニングの場合は基本的にパーソナルトレーニングですから、費用面でも決して安いものではありません、 従って継続する為にはある程度の金銭的なゆとりが必要になります。
そのためにある程度の効果を得るとトレーニングを中断される場合も有るようです。
しかしお金の掛からない、例えば自分でジョギングをするとか、費用負担の少ないトレーニング施設に通う場合でも、 やはりこのDは大きな問題となってきます。

つまり人間と言うものは、ある程度の結果を得るとなんとなくそこで満足してしまう事が多いからです。
例えば収入とか、地位などもそうで、もっと向上できる能力があっても、まあここまで来れたら充分ではないか、と言う満足感が出てくると、 そこで努力を止めてしまうと言う事はよくあります。
しかし、健康に関してはこの考え方は絶対に通用しないのです。

健康に関しては、@からスタートしてCまで到達出来たとしてもここで努力を辞めて、例えば暴飲暴食をしたり、 運動する事を全くやめてしまうとあっと言う間に転落の一途を辿ってしまいます。
これは年齢が高くなるにつれてより顕著になって来ます。
例えば30歳代の時にならウェイトトレーニングを1ヵ月中断したとしても、元のウェイトに戻すのに、さほどの期間は必要ありません。 20歳代ならなおの事、1ヵ月のブランクを埋めるのにそれほどの苦痛はありません。
ところがこれが40歳代となると、かなり根性を入れないと元の状態に戻る事は大変です。

従って50歳代、60歳代と言うように、年齢が上がれば上がるほど、一旦得たCの状態に戻る事が困難になって来ます。
どちらかと言えば初めて@からCを目指した時よりも、精神的には大きな負担や挫折を感じるかも知れません。

私自身は自分が競技を離れて、単独で意識的にウェイトトレーニングをしだしてから20数年になりますが、 今日までを振り返ると@からCの繰り返しであったようにも思えます。
特に初めて加圧トレーニングに出会うまでの6〜7年前までは、特に仕事の関係でジムに通う事も難しく、 かと言って自宅にもマシンはありましたが、コンスタントにトレーニングを継続する事は非常に難しかったと思います。

その理由は私の場合は、 例えば1ヵ月抜けると元のウェイトに戻す事を考えるだけでトレーニングに嫌気が指してしまうと言うのが一番大きな理由でした。
この他にもウェイトトレーニングに限らず、どの健康法にも恐らく同じような再開を拒む理由が存在すると思います。
例えばジョギングならば、すぐに息が上がってしまうと言うのもあるでしょうし、 気功や太極拳なら教室に行くのに敷居が高くなっていると言うのもあるかも知れません。
以前は私も気功の教室をやっていたから判りますが、いくら仕事の都合だと言え、継続していた教室通いが1ヵ月以上中断すると、 教室の敷居が高いのと面倒くさいのとでそのまま辞めてしまう人もかなりおられたようです。

そこで考えなければならないのはDのトレーニング維持すると言う事になります。

仕事の都合で継続出来ないと言うだけではなく、年齢が高くなればなるほど、病気や怪我などの障害で中断されるケースが増えてきます。
昨日まで元気でトレーニングに来られていた高齢者の方が、ある日突然骨折や病気で入院し、 長期間トレーニングが出来なくなるなどと言う事もあります。
そしてこのような場合は往々にして、そのままトレーニングに復帰できない状態に陥ると言う事が多いのです。
またトレーニングを再開しようとしても、長期間の中断のために筋肉は弱化して最初の@の状態よりもさらに悪い状態になっています。
このような場合には、よほどの強い意志を持っていないと再び復活してCの状態に戻るのは至難の業になってしまいます。

しかし復活しない限りはCの状態に戻る事は出来ません。

こう考えて見ると、@からDまでのプロセスの中で最も重要なのはDの維持する事だと思えてきます。
そして何をトレーニングの方法として選ぶか、と言う点ではA⇒B⇒Cのプロセスが少ない精神的、 肉体的負担で獲得できるものだと言う事になります。

もちろん個人の好みと言うものがありますから、それに沿ったものであると言う必要もありますが、ことウェイトトレーニングで言うと、 年齢が高くなればなるほど、重い重量でのウェイトトレーニングは負担が大きくなりますから、 加圧トレーニングのような軽い負荷で行えるものは持続しやすく、また中断しても復活が容易だと言う事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年08月07日

加圧トレーニング特定資格者講習を終えて

《加圧トレーニング特定資格者講習のこと》

6月28日から始まったNPO法人東大スポーツ健康マネジメント研究会の主催による、加圧トレーニング「特定資格者」 養成講習会に参加しました。
この講習会開催の背景には色々な理由があったようです。例えばアメリカでの加圧トレーニングの普及をにらんだ国内指導者のレベルアップや、 従来からの既存資格者の啓発などもその理由だと考えられます。

私的にはやはり加圧トレーニングの指導者として、私の講習を受講していただく方々に常に先端の、かつ正しい情報を提供したい、 と言う点とまた私のトレーニングを受けていただく方々に対して、より良い質の加圧トレーニングを提供したいと言う思いからでした。 もちろん自分のトレーニングの質を向上させる事も受講理由に含まれています。

講習会は東京大学駒場キャンパスの校舎で行われ、4日間の理論講習の中で自分が学生に戻ったような、 不思議な気分を味わう事が出来ました。

講義の内容は多岐に渡り、また東大の教授を中心に充実した講師陣により、 今まで学会や論文などで明らかにされてきた加圧トレーニングに関する最先端の情報を元に、 さらに加圧トレーニング施術における注意すべき事柄などについてなど、かなり詳細な講義が行われました。

4日間の理論講習最終日にはしっかりテストも行われました。
このテストが曲者で、論述式で9科目のテストと言うのはかなり厳しく、90分の試験時間もあっという間に過ぎてしまいました。

このテストに合格しないと次の実技講習に進めないと言う事で、一応合格発表までに新幹線やホテルの予約など、 実技講習受講の準備をしていた自分にとっては、不合格であると大変困った事になってしまいます。
しかし結果は合格であり、その結果を聞いた時点でほっと胸をなでおろしたものです。

ただ理論講習の受講者が約70名であり、そのうちの1次合格者が10名に満たないとの事でしたので、 かなり厳しい評定であった事が伺われます。

もちろん講義の内容もかなりレベルが高く、また非常に特殊な内容なので、 単に講習を受けて勉強したら誰でも合格すると言う内容では決してありませんでした。

実技講習に行きますと、そこで1次合格者の顔ぶれが判ります。
医師の受講者が何名かいた中、合格者は僅か1名であった事と、全く初めての受講にも拘らず合格された方がおられたので、これも驚きでした。

自分の事を考えて見ますと、毎回の学会参加や或いはインストラクター養成講習の為に勉強する、 と言う機会が与えられていたからこそ一次合格できたのであり、 もし全く初めて理論講習だけで受験したのなら恐らく一次合格は難しかったと思いました。(※ 1次合格者以外は論文による追試が厳正に行われるとの事です)

そして最後の2日間の実技講習と試験を終え、加圧トレーニング特定資格者≠ニなったのですが、 やはり幾つになっても学ぶと言う事は大切な事だと実感しました。
また自分が興味を持っているジャンルの学習と言うものは楽しいものです。


《試験を受けること》

試験について私は今まで必要に迫られて色々な試験を受けて来ました。

かつて合格したものだけを思いつくままに上げて見ると、行政書士、建築士、宅建主任者、鍼師、灸師、マッサージ師、柔整師、 トレーニング指導士、ファイナンシャルプランナーなどが上げられます。
これらの資格についてトレーニング指導士以外の受験勉強や試験中に楽しいと思った記憶は殆どありません。

今回の特定資格者はおおやけの資格ではありませんが、講習中も興味深くそして楽しく受講できましたし、 テストそのものも楽しく受験する事が出来た事は大きな喜びでした。

加圧トレーニングと言うものは非常に大きな効果があるものですが、反面まだ未知の部分が殆どの分野でもあります。
従って指導する側も常に学習し、かつ研究すると言う態度が必要な事は言うまでもありません。

確かにブームは少なからず我々にも影響を与えていますが、決してブームに左右される事なく加圧トレーニングの指導、 研究そして実践に努めて行きたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年07月16日

北浜の施設がスタートしました

《加圧・コンディショニング/シンセティック》

7月14日、大阪市中央区淡路町2丁目1番10号 ユニ船場207号室において加圧トレーニング、コンディショニングの施設『加圧・ コンディショニング/シンセティック』がオープンしました。
と言ってもまだスタッフも決まらず、結局私が一人で何もかもやっていると言う状況です。

1週間前にすでに予約を入れてくれた方もおられましたが、何故か予想通りすっぽかされました。
一見丁寧な言葉使いで紳士っぽく思えた方からの予約でしたが、全く何の連絡もなくすっぽかしです。
面白いのはすっぽかすだろう人が予測できると言うことです。
これは今まで長年予約を受けて仕事をしてきた事で養われた 勘 とでも言うのか、何故か判ってしまう事が多いのです。
私は予約をすっぽかすと言う不見識な行為は先ずした事がありませんので、すっぽかす側の心理はよく判りませんが、 すっぽかされる側としては非常に不愉快なものです。

さてそんな不見識な輩の事はさておき、 初日にも関わらず本当に来ていただきたい人に来ていただく事が出来たのでとても嬉しく思いました。

私にとって来ていただきたい人と言うのは、私の知識や経験、技術を必要としていただける方の事です。

それは何も特別なスポーツ選手とか言うのでは無く、一般の方でも全く同じ事で、加圧トレーニングに例をとって言うのなら 「加圧トレーニングなら、何でも良いからやってみよう」と、冷やかし半分で来られるのではなく、 「同じお金を払って加圧トレーニングを受けるのなら、あそこで、あの指導者に受けたい」と思っておいでいただける方に来ていただける事です。

例えば富田林の施設では、加圧トレーニングを始めてから4年程になりますから、殆どの利用者の方がそう言う方ばかりです。
しかし北浜の施設は従来講習会場としてしか使われていませんでしたから、一般の方においでいただくとなると、 全くの初めてと言う事になります。

もっとも治療の施設としては、約3年間4年程前まではこの場所でも開業していましたので、 ひょっとしたらその事を覚えていて下さる方もおられるかも知れません。

いずれにせよ私自身の希望としては私の知識、経験、 技術を必要とした上で相互に信頼関係が結べる方にお出でいただける施設となる事を望んでいます。

nb.biseiさん
上宮太子高校野球部の指導者並びに部員の皆さん
日本護身術協会富田林教室 練習生の皆さん
革oiceさん
そして富田林の患者様と施設利用者の皆さん

今回北浜での施設をオープンするにあたり、実に多くの方々に有形、無形のご協力とご理解をいただきました。 この場を借りて感謝の意を表します。ありがとうございました。


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2008年06月26日

大阪、北浜施設オープン詳細-1

《詳細が決まってきました》

当支部が大阪市中央区に加圧トレーニングの施設を開設する事を、ホームページなどで告知してから多くの方々から問合せをいただき、 本当にありがとうございます。

当初は富田林の施設との兼ね合いから週2回の稼動をと考えていましたが、 周囲のご理解とご協力を得て下記のとおりに施設を稼動できる事になりました。

施設の名称:『加圧・コンディショニング/シンセティック』
施設の場所:『大阪市中央区淡路町2-1-10 ユニ船場207号室』
施設の稼動時間:祝、祭日を除く『毎週月曜、水曜、金曜/午後3時より10時まで』
                     ※但し最終チェックインは午後9時となります。

《トレーニング費用等について※消費税別途》

一般メンバー(入会金50,000円)
   ・上肢のトレーニング(4,000円)
   ・下肢のトレーニング(4,000円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(6,000円)

学生メンバー(入会金35,000円)
   ・上肢のトレーニング(2,800円)
   ・下肢のトレーニング(2,800円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(4,200円)
    ※但し社会人入学の学生や専門学校生は含みません。

一般ビジター
   ・上肢のトレーニング(6,000円)
   ・下肢のトレーニング(6,000円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(9,000円)

学生ビジター
   ・上肢のトレーニング(4,200円)
   ・下肢のトレーニング(4,200円)
   ・上肢下肢のセットメニュー(6,300円)
   ※但し社会人入学の学生や専門学校生は含みません。

体験コース(一人1回のみ)5,000円(学生、一般の区別はありません)
   ・上肢(3点セット+ベンチプレス) 下肢(3点セット+スクワット)

回数チケット制(10回分の料金で12回のトレーニング)
   ・一般メンバー:上肢+下肢セットのみ 60,000円/12回=5,000円/1回
   ・学生メンバー:上肢+下肢セットのみ 42,000円/12回=3,500円/1回
   ・一般ビジター:上肢+下肢セットのみ 90,000円/12回=7,500円/1回
   ・学生メンバー:上肢+下肢セットのみ 63,000円/12回=5,250円/1回

加圧ウォーキング(ノンウェイトでの上肢加圧とカーディオマシンの特化メニュー)
   ・一般メンバー(入会金50,000円)
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(5,000円/1回)
     上記の回数チケット(50,000円/12回 4,166円/1回)
   ・学生メンバー(入会金35,000円)
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(3,500円/1回)   
     上記の回数チケット(35,000円/12回 2,916円/1回)
   ・一般ビジター
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(8,000円/1回) 上記の回数チケット(80,000円/12回 6,666円/1回)
   ・学生ビジター
     上肢+下肢の加圧ウォーキング(5,600円/1回)   
     上記の回数チケット(56,000円/12回 4,666円/1回)

※従来から富田林で会員登録されすでにチケットを購入されている方は、 北浜でも同様にそのチケットを使用してトレーニングを受ける事が出来ます。
※北浜の施設開設に伴い、一部料金が変更されています。該当する部分は現在のチケットが全て消費された時点で、 新料金が適応されますのでご了承下さい。

 


 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by kaatsu-master at 12:59| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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