『一年を振り返って』
また今年も終わりを迎えようとしています。
当加圧トレーニング富田林支部も、この一年でさらに多くのインストラクターを迎える事が出来ました。
当支部の今年の大きなイベントとしては、『スキルウォーク』のインストラクター養成講習を実施出来た事です。
『加圧ウォーキング』と言うのは以前から有りましたが、これはただ単に加圧して歩くだけと言うもので、その歩き方まで深く考えられたものではありませんでした。
私は以前からこの歩き方と言うのはなかなか難しいもので、ただ単に歩くのではなく、「早く、長距離を、体に負担無く」歩ける言う事が重要だと考えていました。
たまたま数年前に大阪では第1号としてインストラクターの資格を取得し、以降加圧をしてのスキルウォークを加圧トレーニングのメニューの一環として取り入れると共に、スキルウォークのみの講習等を実施してきました。
これらの経験から、加圧をしてのスキルウォークが通常のガシガシと力任せに歩く加圧ウォークに比べ、はるかに安全で年齢や競技を問わずに有効である事を確認して来ました。
そこで当支部に所属するインストラクターの方々にも是非これを学んで、日々のメニューに取り入れていただきたいと考え、今年その講習を実現する事が出来たのです。
やはりお客様に対して、加圧トレーニングを実施するにあたり、基本的なレジスタンストレーニングは重要ですが、それ以外にもそれぞれの年齢、性別、運動経験やニーズなどを考慮して、その人に最も適切なメニューが提供できる事は加圧トレーニングの施設としてとても重要です。
私の施設では、高齢者の方に対しても『加圧ウォーキングメニュー』として、足腰の強化、弱化防止の為にこの加圧+スキルウォークを提供し、短期間での足腰強化を達成しています。
さらに先日支部主催の実技フォローアップ講習を実施しましたが、今年は単にベルトの巻き方や、適正圧の求め方の復習をすると言うのではなく、レジスタンストレーニングに主眼を置いて、加圧の効果を最大限に引き出すためのトレーニングのテクニックをテーマにした講習を実施しました。
40名近い受講者が集まり、2社のプレゼンから始まりスライドや動画を使った講習の後は、活発な質問や意見も出てあっという間に予定が終了しました。
また近くのタイ料理屋さんを借り切って行われた忘年会も盛況で、普段はなかなか顔を合わす機会も少ないインストラクター同士の交流も行え、それぞれがそれなりに満足して帰られた様に思っています。
当支部では競争の激化する加圧業界にあって、消極的な部分では脱落する人が出ない様に、また積極的には常に学び実践する事で、施設を利用していただくお客様の満足度を高めるだけではなく、ちゃんと結果を出せる施設で有り続けられるように、裏方として多くの施設とインストラクターを支えて行けるように努力しています。