≪1年近くの空白≫
ブログを書かなくなって10ヶ月近く経ってしまった。
他にもいくつかのブログを持っているが、全て殆ど休止状態で来ている。
書かなかった理由を考えて見ると、一つは忙しかったと言う事もあるのだがそれ以外に思い当たる理由としては、先ず周りの変化があまりに目まぐるしかった事が浮かんできた。
加圧の業界の変化も実に目まぐるしかった。
去年から研究テーマとして医療系の大学との『加圧と経絡、気、血の関連』に関する共同研究も殆ど進んでいない。
共同研究者との時間調整がなかなか思うように進まない事が最も大きな原因である。
こう言う時は、研究するのが仕事の一つである大学の教員が羨ましい。
だから学会やカンファレンスなどで、イマイチやイマニの発表をされると、思わずもっとやる事があるだろうにと思ってしまう。
加圧トレーニングと言うのはやはり、『はじめに体験ありき』であって、体験の少ない人には判らない部分が多々隠されている。
私自身の加圧トレーニング歴は丸9年になるのだが、今でもそう言う気付きがどんどん出て来る。
そのトレーニングに関しても、今年は思うようにこなせなかった。
それは頸椎や腰椎の変形やヘルニアの影響が大きい。
若い頃に大きな交通事故も3回ぐらい経験したし、現役の武道家だった時にやった無茶な稽古やトレーニングにも祟られている。
年齢とともに弱化する筋力を、加圧トレーニングで補いながらもたしているのだが、それでも痛みや苦痛を取り去ると言うのは難しい。
痛みがあるとトレーニングの意欲が低下する、かと言ってトレーニングをサボるとさらに筋力は低下し、筋量は減って来る。
週3回のトレーニングが週2回に減った時は、それほど影響は無かったが、週1回に落ちて2〜3ヶ月経つと少しづつ筋量は落ちて来る。
これが加齢と言う宿命なのである。
しかしその事に気づいてまた気合いを入れて週2回ペースに戻すと、徐々に筋量は元に戻って行く。
やればやった結果が出るし、やらなければやらない結果が出る。
当たり前のようだけれど、他人ごとでは無く自分に起こる現象を体験するといまさらながらに納得させられる。
トレーニングをサボる事によって知る気付きも役に立つ、と言う訳である。
今年もあっという間に時間が過ぎ、後残すところ2ヶ月少々になってしまった。
ここで気持ちを改めてトレーニングに取り組むと共に、公私ともに気合いを入れて年の瀬を迎えよう。