《加圧トレーニング特定資格者講習のこと》
6月28日から始まったNPO法人東大スポーツ健康マネジメント研究会の主催による、加圧トレーニング「特定資格者」
養成講習会に参加しました。
この講習会開催の背景には色々な理由があったようです。例えばアメリカでの加圧トレーニングの普及をにらんだ国内指導者のレベルアップや、
従来からの既存資格者の啓発などもその理由だと考えられます。
私的にはやはり加圧トレーニングの指導者として、私の講習を受講していただく方々に常に先端の、かつ正しい情報を提供したい、 と言う点とまた私のトレーニングを受けていただく方々に対して、より良い質の加圧トレーニングを提供したいと言う思いからでした。 もちろん自分のトレーニングの質を向上させる事も受講理由に含まれています。
講習会は東京大学駒場キャンパスの校舎で行われ、4日間の理論講習の中で自分が学生に戻ったような、
不思議な気分を味わう事が出来ました。
講義の内容は多岐に渡り、また東大の教授を中心に充実した講師陣により、
今まで学会や論文などで明らかにされてきた加圧トレーニングに関する最先端の情報を元に、
さらに加圧トレーニング施術における注意すべき事柄などについてなど、かなり詳細な講義が行われました。
4日間の理論講習最終日にはしっかりテストも行われました。
このテストが曲者で、論述式で9科目のテストと言うのはかなり厳しく、90分の試験時間もあっという間に過ぎてしまいました。
このテストに合格しないと次の実技講習に進めないと言う事で、一応合格発表までに新幹線やホテルの予約など、
実技講習受講の準備をしていた自分にとっては、不合格であると大変困った事になってしまいます。
しかし結果は合格であり、その結果を聞いた時点でほっと胸をなでおろしたものです。
ただ理論講習の受講者が約70名であり、そのうちの1次合格者が10名に満たないとの事でしたので、
かなり厳しい評定であった事が伺われます。
もちろん講義の内容もかなりレベルが高く、また非常に特殊な内容なので、
単に講習を受けて勉強したら誰でも合格すると言う内容では決してありませんでした。
実技講習に行きますと、そこで1次合格者の顔ぶれが判ります。
医師の受講者が何名かいた中、合格者は僅か1名であった事と、全く初めての受講にも拘らず合格された方がおられたので、これも驚きでした。
自分の事を考えて見ますと、毎回の学会参加や或いはインストラクター養成講習の為に勉強する、 と言う機会が与えられていたからこそ一次合格できたのであり、 もし全く初めて理論講習だけで受験したのなら恐らく一次合格は難しかったと思いました。(※ 1次合格者以外は論文による追試が厳正に行われるとの事です)
そして最後の2日間の実技講習と試験を終え、加圧トレーニング特定資格者≠ニなったのですが、
やはり幾つになっても学ぶと言う事は大切な事だと実感しました。
また自分が興味を持っているジャンルの学習と言うものは楽しいものです。
《試験を受けること》
試験について私は今まで必要に迫られて色々な試験を受けて来ました。
かつて合格したものだけを思いつくままに上げて見ると、行政書士、建築士、宅建主任者、鍼師、灸師、マッサージ師、柔整師、
トレーニング指導士、ファイナンシャルプランナーなどが上げられます。
これらの資格についてトレーニング指導士以外の受験勉強や試験中に楽しいと思った記憶は殆どありません。
今回の特定資格者はおおやけの資格ではありませんが、講習中も興味深くそして楽しく受講できましたし、 テストそのものも楽しく受験する事が出来た事は大きな喜びでした。
加圧トレーニングと言うものは非常に大きな効果があるものですが、反面まだ未知の部分が殆どの分野でもあります。
従って指導する側も常に学習し、かつ研究すると言う態度が必要な事は言うまでもありません。
確かにブームは少なからず我々にも影響を与えていますが、決してブームに左右される事なく加圧トレーニングの指導、
研究そして実践に努めて行きたいものです。

